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経験20年以上の呼吸器内科医が記す「いざという時に役立つ、誤嚥・窒息時の対処方法」のいろは! 医療、食事介助に関わる皆様の一助となる情報が満載です。
Amazonランキング 第１位！（看護技部門　2017.12）
重版しました。

【目次項目】
I誤嚥、窒息時の対処法の必要性
まずは医療の安全から
ハインリッヒの法則
もし、重大な事故が起こってしまったら
はじめての訴訟 後悔と決意

II誤嚥と窒息を理解するポイント
誤嚥窒息はこうして起こる!
誤嚥性肺炎について
誤嚥性肺炎リスク評価表(ケアスタッフ向け)
誤嚥性肺炎リスク評価表(医療スタッフ向け)
窒息事故を疫学的に見ると
食材から窒息の原因を想像してみる
誤嚥は2タイプ
「誰が悪いのか」には意味がない

III多量誤嚥・窒息の病態の理解
人体の構造から誤嚥と窒息の特徴を知ろう
喉から肺胞まで見てみよう(咽喉)
気道の構造による誤嚥、窒息時の特徴(上部)
細気管支~肺胞に詰まってしまうと……?
さらにズームアップすると
咳と呼気について
姿勢による変化
窒息により起こる身体変化を知ろう
経口摂取は窒息につながる?
「口」で食べることの大切さ

IV胸部へのアプローチの基本
胸部へのアプローチはこれが基本!
呼吸介助における7つの基本
自己上胸部圧迫法(ハフィング)
6つの介助方法
1座位下部胸郭呼吸介助法
2臥位下部胸郭呼吸介助法
3臥位上部胸郭呼吸介助法
4側臥位呼吸介助変法
5座位咳介助法
6側臥位咳介助法

V誤嚥・窒息時の対処法
基本的な排出方法を知ろう
1かきだす! (自己施行型)
かきだす! (受療型)
2吸いだす! (掃除機の使用について)
3押しだす! (背部叩打法・乳児の場合)
押しだす! (背部叩打法・大人の場合)
食事介助時の背部叩打法
腹臥位胸部圧迫法
背叩き法
ハイムリック法(腹部突き上げ法)
自分を助けるためのハイムリック法
用手的ハイムリック法
ハイムリック法の問題点
胸部圧迫法
座位軸捻法
臥位軸捻法
臥位上胸部圧迫法
手技の有効性を高める5つのコツ
施療有効性を改善する事前事後処理

VIシミュレーション
どうして食事前に体操をするの?
食事前の臥位体操
食事前の座位体操
食事介助の方法について
緊急対応
大人の救命処置
小児・乳児のBLSアルゴリズム 一次救命処置
小児・乳児への心肺蘇生法

VII伝えたいこと
私たちが行うべきこと

付録
救命処置フローチャート(大人・こども)

著：井上登太
みえ呼吸嚥下リハビリクリニック院長・医師