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生きているとは―看護の本質とこれからの看護

著:薄井 坦子

紙版

内容紹介

2011年6月、森ノ宮医療大学看護学科開設記念講演での薄井坦子先生の講演内容を1冊にまとめました。看護師教育に尽力しつつ、「看護とはなにか」を追求されてきた薄井先生ならではの言葉は、看護論にとどまらず、深く生命観や人間論に及んでいます。東洋医学を志す方々へも示唆に富む内容です。

目次

医療人の座右の書として・・・講演録発行に寄せて/萩原俊男

看護の本質とこれからの看護
はじめに

看護の本質を発見したナイチンゲール
 健康の法則=看護の法則

ナイチンゲールとの出会い
 看護では何を観察すればいいのか
 看護の基本を知るために
 コモンセンス
 患者さんとの関わりのなかで
 『看護覚え書』から
 病人を観察して現象の上り下りをする

ナイチンゲール看護論の特徴
 看護教育の始まりと変遷
 病気とは?健康とは?
 生命観
 人間の生命力
 看護するための方法論~三重の関心
 生活過程を整えるために
 生命・生活を大もとから考える
 理論の有用性

おわりに~これからの看護

看護学科開設記念講演会の意義/村上生美

ISBN:9784905195009
出版社:森ノ宮医療学園出版部
判型:B6
ページ数:40ページ
定価:500円(本体)
発行年月日:2012年02月
発売日:2012年02月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MX