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基礎科学を融合した理学療法推論の実際

監:奈良 勲

紙版

内容紹介

整形外科疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、スポーツ、小児疾患……etc.
理学療法の第一人者である奈良氏のもとに、様々な分野のエキスパートが集結。基礎科学の視点から、課題解決の鍵となる知的推論のヒントを惜しみなく詰め込んだ画期的一冊。
理学療法を学ぶすべての人必携!

一流臨床家に共通したスキル。それは"臨床推論"!
一流臨床家に共通しているのはレベルの高い臨床推論を展開していることです。
どんなに豊富な知識を持っていても、
どんなに素晴らしい手技を持っていても、
その評価とアプローチをつなげる『臨床推論』抜きでは臨床で結果を出すことはできません。
現在、最新の知見やアプローチを学ぶコンテンツは豊富にありますが、臨床推論を学ぶことができるコンテンツは殆どありません。
そこで今回、元・理学療法協会 会長の奈良勲先生が選抜した、
様々なジャンルの理学療法に携わるエキスパートに依頼して、各分野の第一線ではどのような臨床推論を展開しているのかを1冊の本にまとめました。

広範な分野の理学療法推論を掲載しているので、理学療法の可能性の広さを感じることができます。

また、自分の知らない世界を知ることによって、臨床推論の幅を広げることに役立つはずです。

目次

[序章]基礎科学を融合した理学療法推論 基礎科学を融合した理学療法推論の実際(奈良 勲)
[第1章]理学療法推論に必要な基礎知識
[第2章]各疾患における基礎科学を融合した 理学療法推論の実際
[第3章]理学療法学関連教育における 基礎科学の融合と理学療法推論
[論説]
地域リハビリテーションに携わってきたリハ医からみた臨床推論の重要性(浜村明徳)
日本理学療法士協会会員の臨床推論能力を推進するための展望(斉藤秀之)

著者略歴

監:奈良 勲
1942年鹿児島県生まれ。
1969年にアメリカのLoma Linda大学を卒業して、日本人初のアメリカ理学療法士免許を取得。
米国や日本で臨床経験を積み、金沢大学医療技術短期大学で日本人PTとして初の教授に就任。
1993年には日本初の4年制PT養成大学である広島大学の教授としてPT教育に尽力した。
1989年より日本理学療法士協会長を14年間務め,専門領域研究会を含む生涯学習システムの構築,WCPT学会の日本初開催など、日本の理学療法界に数多くの功績を残す。
【主な著書(一部)】
『標準理学療法学』シリーズ(シリーズ監修.医歯薬出版)
『奈良勲回顧録―わが半生,日本の理学療法と共に歩んで』(文光堂)
『理学療法の本質を問う』(医学書院)その他著書・論文多数

ISBN:9784904862513
出版社:運動と医学の出版社
判型:B5変
ページ数:406ページ
定価:5800円(本体)
発行年月日:2022年04月
発売日:2022年04月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ