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周産期のこころのケア

親と子の出会いとメンタルヘルス

著:永田 雅子

紙版

内容紹介

本書は、周産期心理臨床に長年携わってきた臨床心理士によって書かれた、入門の1冊です。周囲に望まれなかった妊娠、夫婦の不仲、不妊、死産、早産、リスクを抱えて生まれてくる子どもたち…。親と子が出会い、関係を築いていくプロセスには、それぞれ固有の物語が存在しています。NICUや周産期医療における「こころのケア」では、これまで親子がたどってきた道のりに思いをはせながら、目の前の親子を抱える「器」として機能していくことが一番重要なことだと著者は言います。同分野にかかわる心理スタッフだけではなく、助産師、看護師、小児科医、産科医など必読。

目次

第1章 周産期における親と子の出会いとメンタルヘルス(親と子が出会うということ
妊娠・出産のメンタルヘルス)
第2章 現代の医療と妊娠・出産(妊娠から出産までの心理的課題
リスクを抱えて生まれてきた赤ちゃんと家族 ほか)
第3章 NICU入院となった赤ちゃんの母親の精神的健康と子どもへの感情(満期産で元気に生まれてきた赤ちゃんの母親との比較
出産後の抑うつと母親愛着が1年後に与える影響 ほか)
第4章 周産期医療における親子の関係性への支援(NICUにおける関係性支援の試み
周産期の心理的ケア ほか)
第5章 周産期医療における心理臨床(周産期における心理的ケアの特殊性
目の前に赤ちゃんが"いる"ことの意味 ほか)

ISBN:9784904536193
出版社:遠見書房
判型:4-6
ページ数:157ページ
価格:2000円(本体)
発行年月日:2011年01月
発売日:2011年01月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MKC