コーヒーと一冊 4
イナンナの冥界下り
著:安田登
紙版
内容紹介
紀元前3000年に生まれた原初の神話が現代によみがえる! アフロディーナもヴィーナスも聖母マリアも、もとは皆、「イナンナ」から始まった!? 能楽師である著者が、古典中の古典「イナンナの冥界下り」を現代語訳、その隠された現代的意味を解説する。ウツ、自殺......「心」の副作用に見舞われている「不安創出社会」の次の時代のヒントがここに。
1956年千葉県銚子市生まれ。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、甲骨文字、シュメール語、論語、聖書、短歌、俳句等々、古今東西の「身体知」を駆使し、様々な活動を行う。「イナンナの冥界下り」をシュメール語で能楽を柱に上演する公演は、2015年11月から各地で随時行われる予定。著書に『異界を旅する能~ワキという存在』(ちくま文庫)、『日本人の身体』(ちくま新書)、『あわいの力~「心の時代」の次を生きる』(ミシマ社)など多数。
目次
プロローグ
現代語訳「イナンナの冥界下り」
あらすじ
シュメールの神々の神統図
女神イナンナと女性の時代
エピローグ
ISBN:9784903908700
。出版社:ミシマ社
。判型:4-6
。ページ数:96ページ
。価格:1000円(本体)
。発行年月日:2015年12月
。発売日:2015年12月08日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRS。