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フランス初等教育史1830-1845

著:神山 栄治

紙版

内容紹介

世界に先駆けて人間と市民の権利を宣言した国、フランス。
そのフランスにおいて「民衆の小学校」がいかにして作られたかを膨大な資料を基に明らかにしたのが本書である。
2009年刊行の「フランス近代初等教育制度史研究 1800-1815」(学術出版会)から13年を経て、三部作の最終巻がいよいよ刊行されました。

目次

序 章
第1章 「公役務」としての初等教育
第2章 7月革命と「教育の自由」
第3章 議会における「公教育及び教育の自由」に関する法律
第4章 ギソーと1833年初等教育法
第5章 義務的小学校と初等教育監督委員会
第6章 子どもの労働を学校生活
第7章 初等教員の養成と教職生活
第8章 大学と初等教育視学団
結 章

著者略歴

著:神山 栄治
1942年 福島県福島市生まれ
1970年 東北大学大学院教育学研究科博士課程修了
1982年 三重大学教育学部教授
現在  三重大学名誉教授 教育学博士

主な著書
 ナポレオン学制と明治五年「学制」 第一法規出版
 フランス近代初等教育制度史研究 1800-1815
 フランス初等教育史 1815-1830

ISBN:9784903866574
出版社:三重大学出版会
判型:A5
ページ数:670ページ
価格:6000円(本体)
発行年月日:2022年01月
発売日:2022年02月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNB