小野梓と自由民権
著:勝田 政治
紙版
内容紹介
立憲政治の実現に生涯をかけた男・小野梓。明治初年に米・英に留学した彼は、日本をイギリス流立憲国家にするべく奮闘、共存同衆を組織して啓蒙活動を行い、立憲改進党の創設に加わり、憲法制定・国会開設に全力を傾けた。さらに「立憲国民」の創出をめざして早稲田大学の創設に参加し、青年たちの教育に生涯を捧げる。天皇制のもとで立憲制を根付かせようとした熱き男の姿を通して、日本における民主主義の在り方を考える。
目次
プロロ―グ―勤王と立憲政治―
第一章 米・英留学へ
第二章 共存同衆の結成
第三章 全盛期の共存同衆
第四章 明治一四年の政変と抗議の辞職
第五章 立憲改進党と早稲田大学の創設
第六章 三大事業の展開
第七章 近代日本国家像の提示
エピローグ―早すぎた死―
ISBN:9784903426341
。出版社:有志舎
。判型:4-6
。ページ数:283ページ
。定価:2600円(本体)
。発行年月日:2010年06月
。発売日:2010年06月11日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。