第1章 「こども理解と観察」序論
1 「こども理解」のパースペクティブ
1 「こども理解」を理解するために
2 「こども理解と観察」の意義
3 「こども」をどうとらえるか
4 「こども理解」に必要な地域社会との関わり
5 「こども理解」へのパースペクティブ
2 「こどもを理解する」ということ
1 こどもを総合的に理解する
2 育ちゆくこころと「わたし」のはじまり
3 保育・幼児教育の原点
4 こども理解と自己理解
3 「こども理解と観察」 -授業の特徴と3つの柱-
4 「こども理解」と親子観察
1 なぜ,親子観察か
2 親子観察の方法 -乳幼児観察の先行研究に学ぶ-
5 親子観察を中核に据えた授業の構造化 -教育効果をあげるためのプログラム体系-
6 親子観察の目指すもの -創造的実践力を培う-
1 専門職としての感性を磨く
2 感情に焦点をあわせ自分のこころに向き合う -共感性に向けて-
3 命への慈しみや尊厳のこころを培う
4 自らの発達史をふり返り親子関係を再統合する
5 自分自身の将来像を確かなものにする
6 自ら考え主体的にかかわる力をつける
7 セルフ・エスティームを高める
8 観察を通して人間理解を深める
7 体験授業を効果的にすすめる
1 主体的な学びを促進する「学習サイクル」
2 グループ学習とファシリテーターの役割
第2章 乳幼児期のこども理解を深める
1 「わたしらしさ」の形成と発達
2 乳幼児期のこころの課題
1 人や外界への信頼感を育む
2 愛着と「わたしらしさ」の発達
3 「わたしらしさ」の特徴は赤ちゃんの時からある
1「わたしらしさ」とパーソナリティ
2 生まれながらの行動特性 -気質-
3 保育・教育のなかでどう活かすか
4 「わたし」のはじまり -乳幼児期の分離-個体化過程-
1 こどもの「こころ」の育ち
2 こころの誕生
5 「わたしらしさ」の確立へ -自我発達と個体発達の分化-
1 自我と自己
2 学童期の心理社会的課題 -学ぶ・遊ぶ・マスターする-
3 思春期の心理社会的課題 -性のめざめ・ひたむきな自己中心性・あたらしい自分との出会い-
4 青年期の心理社会的課題 -本当の自分・社会的役割・「わたしらしさ」探し-
6 成人期のこころの課題 -「わたしらしさ」の統合へ-
1 「わたし」と他者と親密になること
2 成熟することと「わたし」の再確立
3 「わたしらしさ」の統合
第3章 「こども理解と観察」の実際
1 「こども理解と観察」の基本構造 -親子観察を中心に据えたプログラム-
2 体験授業の構成
1 親子観察演習
2 スタジオ観察
3 体験授業の準備
3 こども理解を支える観察と記録
1 観察の意義と目的
2 観察方法と視点
3 関与観察と非関与観察
4 記録方法と視点
5 肉眼による観察とビデオ観察
4 観察を支える親子の発達理解
1 乳児期の発達を理解する
2 親の発達を理解する
3 家族の発達を理解する
5 体験授業の進め方
1 事前学習
2 親子観察演習
3 スタジオ観察
4 事後学習
5 ありがとうの会
6 フィールド実習の進め方
1 親子のひろば「ぽっけ」におけるフィールド実習
2 「ぽっけ実習」および自主参加による体験学習
3 「ぽっけ実習」の記録事例
4 「ぽっけ」で育ちあう学生と親子
7 評価方法
1 評価規準のとり方
2 自己評価をする
3 総合的に評価をする
4 創造的に学びを高める授業の評価
8 体験授業から得られるもの
1 学生にとっての体験授業の意味
2 親子にとっての体験授業の意味
3 1年間の授業のふり返りから
第4章 展望と課題 -「こども理解と観察」から地域社会の創造へー
1 「こども理解と観察」の授業展開の特質
1 本当に赤ちゃんがくる
2 講義・演習・実習の有機的な組み合わせによる授業展開
3 地域社会に開かれた大学づくり
2 保育者・教育者養成の基軸としての「人間理解」
1 「こども理解と観察」から自己理解を経て人間理解へ
2 保育者・教育者養成と「人間理解」
3 地域社会の創造者を育てる
3 取組みの広がりを求めて
資 料
1 「こども理解」体験授業についてのアンケート(保護者へのアンケート)
2 「こども理解と観察」アンケート(受講学生へのアンケート)
3 体験授業の記録シート
4 自分史の作成シート
5 「ぽっけ」の果実を育てよう