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万葉集の筑波山

著:井坂 敦実

紙版

内容紹介

日本最古の歌集『万葉集』に、筑波山の歌は25首詠まれている。それは、奈良の都のあった大和三山や、富士山など、どの山よりも多い。
しかし、これまで筑波山の歌の解釈は、充分に尽くされてこなかった。筑波山の麓に生まれ、育った郷土史家の著者が、長年の研究を基に、地元ならではの視点を加え独自の解釈を試みた。

目次

『万葉集の筑波山』に寄せて 門脇 厚司(筑波大学名誉教授)
はじめに
第1章 筑波山における祭祀の歌(5首)
第2章 高橋虫麻呂の歌(5首)
第3章 遠妻を思う歌(2首)
第4章 防人の歌(2首)
第5章 筑波山を衣と見た歌(2首)
第6章 さまざまな恋の歌(6首)
第7章 嬥歌の歌(3首)
第8章  民謡としての東歌の世界
あとがき

著者略歴

著:井坂 敦実
1944年茨城県つくば市北条生まれ
東北大学院文学部研究科(哲学)博士課程中途退学。
平沢官衙遺跡(国指定史跡)、日向廃寺跡遺跡などの保存活動に貢献。
筑波山信仰圏の観点から万葉集、筑波山信仰などの研究を続けてきた。

ISBN:9784901574198
出版社:結エディット
判型:A5
ページ数:232ページ
定価:3800円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ