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日本の難題を問う 森林と水源地

著:山村振興調査会

紙版

内容紹介

日本は森林大国である。全国土に占める森林の比率は66.3%であり、先進国の中でもとくに高い。ことに注目すべきは、森林総面積に対する私有面積の比が58%と高い点である。
いかに有効に森林を利用するかは、国土計画上きわめて重要であるが、林業は多くの難問と課題を抱えている。
本書は、数年にわたって開かれた、山村振興調査会の会議における成果による。また同会議は、専門の異なる研究者からなり、国土と林業についての考察は、きわめて学際的である。

著者略歴

著:山村振興調査会
昭和40年の山村振興法に基づく調査・研究機関として(財)山村振興調査会が設立。全国の山村を対象として多くの調査、助言を行ってきた。その後一度解散となり、それを惜しんだ、山村の町村、住民、学者・研究者等を中心に宇都宮徳馬氏を会長として再開。設立当初から引き継いだ山村に関する調査資料やデータの集積は、類例をみない。多くの現地調査を重ね、時代とともに変貌する山村とともに歩んできた。まちづくり、総合計画、各種助言、フォーラム、研究会、講演会なども実施している。

ISBN:9784901221795
出版社:万来舎
判型:4-6変
ページ数:208ページ
定価:980円(本体)
発行年月日:2014年08月
発売日:2014年08月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNAL