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サルコペニア診療ガイドライン2017

編:サルコペニア診療ガイドライン作成委員会

紙版

内容紹介

2016年に国際疾病分類に登録され,世界的に「疾患」として注目が集まる「サルコペニア」。わが国初となる診療ガイドラインが待望の刊行です。
医師や看護師,薬剤師,管理栄養士,理学療法士,作業療法士などの医療専門職のほか,介護職による活用も視野に入れて作成された本書はClinical Question形式で構成され,CQに対する解説とそれをまとめたステートメントによって読者の疑問に分かりやすく応えてくれます。一方で,CQやアウトカムごとに厳密なシステマティックレビューによるエビデンスの評価が実施されており,サルコペニアの診療を行う上で必要となるエビデンスとその質をまとめて知ることができます。
サルコペニアの定義や診断,疫学,予防,治療を考える上で欠かせない一冊です。

目次

第1章サルコペニアの定義・診断
 CQ1 サルコペニアの定義は
 CQ2 サルコペニア肥満の定義と意義は
 CQ3 サルコペニア,サルコペニア肥満のスクリーニング方法・診断方法とは

第2章サルコペニアの疫学
 A 一般集団における疫学
  CQ1 サルコペニアの有病率は
  CQ2 サルコペニアの要因,危険因子は
  CQ3 サルコペニアの予後・転帰は
 B 各種疾患における疫学
  CQ1 生活習慣病(非消耗性疾患)におけるサルコペニアの有病率は
  CQ2 消耗性疾患におけるサルコペニアの有病率は
  CQ3 運動器疾患におけるサルコペニアの有病率は
  CQ4 神経変性疾患ならびに認知機能障害におけるサルコペニアの有病率は
  CQ5 慢性疼痛,低栄養,フレイル,廃用症候群,ICUAWにおけるサルコペニアの有病率は

第3章サルコペニアの予防
 CQ1 栄養・食事がサルコペニア発症を予防・抑制できるか
 CQ2 運動がサルコペニア発症を予防・抑制できるか
 CQ3 生活習慣病,慢性疾患に対する治療がサルコペニア発症を予防・抑制できるか

第4章サルコペニアの治療
 CQ1 運動療法はサルコペニアの治療法として有効か
 CQ2 栄養療法はサルコペニアの治療法として有効か
 CQ3 薬物療法はサルコペニアの治療法として有効か
 CQ4 複数の治療法の組み合わせはサルコペニアの治療法として有効か
 CQ5 二次性サルコペニアに対する介入は原疾患に有効か

ISBN:9784897753652
出版社:ライフサイエンス出版
判型:A4
ページ数:82ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2017年12月
発売日:2017年12月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ