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牛乳乳製品健康科学会議総説集 牛乳と健康

わが国における研究の軌跡と将来展望

編:牛乳乳製品健康科学会議 一般社団法人Jミルク

紙版

内容紹介

医療・栄養関係者に有用な充実の1冊!
戦後日本人の生活に急速に普及し、今やわれわれの食生活に欠かせない基本的な食品として定着している牛乳・乳製品。その栄養健康機能に関する学術的エビデンスを、現在の日本人の生活課題と結びつけて研究・検証してきた「牛乳栄養学術研究会(牛乳乳製品健康科学会議の前身)」の25年間の委託研究成果をまとめた総説集がついに刊行。

目次

第Ⅰ章 骨の健康・骨粗鬆症予防
 1.骨代謝の調節機構
 2.牛乳・乳製品と骨代謝 
  (1)基礎研究から 
  (2)臨床研究から 
  (3)食品としての特徴
 3.各年代(ライフステージ)における骨代謝と牛乳・乳製品の意義 
  (1)幼児期・小児期 (2)成人期(通常)
  (3)更年期
  (4)妊娠期・授乳期
  (5)高齢期
 4.骨に対する牛乳・乳製品の効果に影響する因子
  (1)運動
  (2)栄養素(ビタミンD,ビタミンK)の影響
  (3)飲酒,喫煙
 5.牛乳・乳製品の骨に対する効果に関する国際比較
 6.牛乳・乳製品と骨の健康─今後の課題
第Ⅱ章 生活習慣病予防
 1.日本人の健康寿命と牛乳・乳製品
 2.牛乳・乳製品摂取と生活習慣病
  (1)牛乳・乳製品と肥満
  (2)メタボリックシンドロームの概念と診断・治療
  (3)メタボリックシンドローム 
  (4)血圧
  (5)脂質代謝
  (6)糖代謝
 3.牛乳・乳製品の生活習慣病予防・改善効果
 4.生活習慣病に対する運動の効用
 5.牛乳・乳製品と生活習慣病予防─過去16 年間の委託研究のまとめ
 6.牛乳・乳製品と生活習慣病─今後の課題
第Ⅲ章 健康の維持と睡眠,睡眠に対する食生活の影響
 1.睡眠とはどのような生命現象か
 2.睡眠の評価法
 3.牛乳・乳製品のリラックス・安眠効果
 4.発酵乳の脳神経機能に及ぼす影響
第Ⅳ章 免疫調節
 牛乳・乳製品と免疫調節

ISBN:9784897753331
出版社:ライフサイエンス出版
判型:A4変
ページ数:224ページ
定価:3800円(本体)
発行年月日:2015年02月
発売日:2015年02月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TVHF