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戦国武将が競い、上洛を目指した京都とは
この地図では、すでに消えてしまった城址や、史跡跡、戦国武将たちの墓など、関連する史跡約410件を、現在の京都の地図に重ね合わせたものです。小説やドラマでおなじみの事件が、まさに「何処で起きたのか」を俯瞰し、歴史を想像して頂けます。
話に聞く、下記の場所は京都のどこだったのでしょう？　戦国の武将・姫君たちはどこにいたのでしょう？
　☆信長が足利義昭のために造営の幕府御所（二条城）
　☆信長が誠人親王に献上した、また、本能寺の変後、光秀が攻めた二条御所
　☆秀吉の龍臥城・妙顕寺城・聚楽第・京都新城そして方広寺大仏殿
　☆光秀が山崎の戦いで敗走、近江坂本城に向かい、殺害された明智薮
　☆秀吉・家康の伏見城の頃の伏見城下の大名屋敷の配置
　☆家康の上洛時の定宿、善長寺はその時代はどこに
　☆家康が秀吉亡き後、伏見城に乗り込んだ時の住まい、向島城
◆内容
【表面】京都市内全体図　縮尺…1：32,000　
　　　図取り…比叡山・大原・鞍馬・高雄・嵐山・大原野・大山崎・八幡・宇治・醍醐を含む。
【裏面】市内中心部の拡大MAP　縮尺…1：15,000　〔拡大図〕伏見城周辺図
【別冊】信長生誕から安土桃山、江戸時代初期の京都史跡約410件をまとめた「地図索引（別冊）」判形152×133・20頁
イラスト：萩原タケオ　武蔵野よろし　嶋田香苗

悪王子社趾碑（秀吉の命により祇園御旅所に移される（初回））
明智光秀首塚碑（明智光秀の首はこの地に埋められたと伝えられる）
明智光秀胴塚碑（明智光秀の遺体（胴体）が埋葬されたと伝えられる）
明智薮碑（明智光秀が土民に襲われという小栗栖の明智薮）
足利将軍室町第址碑（室町幕府三代将軍足利義満が造営した将軍家の邸宅跡）
足利尊氏邸・等持寺跡碑（尊氏の三条坊門第、没後の足利氏の菩提寺・等持寺跡）
愛宕神社（本能寺の変前に明智光秀が戦勝祈願・籤引き・連歌の会）
化野念仏寺（角倉素庵墓）
阿弥陀寺（信長・信忠・信孝、森蘭丸三兄弟らの墓、本堂に信長・信忠父子の木像。清玉上人が近江国坂本に創建し、信長の帰依を得て、本能寺の変当時は、上京上立売大宮にあった）
安楽寿院（豊臣秀頼が大修復）
石川丈山翁旧跡碑
石川丈山墓（幕府医師・野間三竹の撰文で丈山が生前に建てたという）
板倉勝重・重宗屋敷跡碑（京都所司代に任ぜられた板倉氏官邸跡）
一乗寺下り松（慶長9年（1604）、武蔵は、吉岡又七郎とその門弟とこの地一乗寺下り松で決闘したと伝える）
一条戻り橋（一条の辻のある寺院で、日本二十六聖人の24人が耳たぶを切り落とされる。利休の首は磔にされた木像の下に晒されたという）
一本松碑（秀吉が植えたという、松の巨木があった）
医徳山（こぬか薬師・薬師院）（信長勧請「本尊薬師如来像」）
今里城跡（能勢氏（西岡地方の国人）の城館という）
今出川菊亭右大臣鳥羽殿跡碑
新日吉神宮（隠れ太閤信仰の樹下社、かつての豊国廟の狛犬）
今宮神社（徳川家光が社殿を再興）
石清水八幡宮（信長・秀吉・秀頼・家光の造営・再建等の社殿）
上杉景勝屋敷跡碑（上杉景勝の聚楽第の屋敷跡という）
魚市場遺跡碑（秀吉の伏見築城により生鮮魚貝類を商う問屋が軒を並べた）
裏千家今日庵（千利休居士・千宗旦居士遺蹟今日庵）
雲龍院（泉涌寺別院）（後水尾上皇再建援助）
永観堂（家康・秀吉の寄進）
栄春寺（伏見城遺構の総門）
恵心院（秀吉・家康からの庇護、春日局が竹千代（後の家光）のため祈願した寺）
圓光寺（家康の命で三要元佶（閑室元佶）が開山）
円通寺（後水尾天皇幡枝御殿跡）
圓徳院（高台寺塔頭）（北政所居住、小堀遠州作庭、木下利房（北政所甥）墓）
延暦寺（信長の比叡山焼討、豊臣秀頼再建の横川中堂（現在は昭和46年再建）、徳川家光再建・造営・整備の根本中堂、比叡山焼き討ちで唯一残った瑠璃堂、秀吉が園城寺（三井寺）金堂を移築した釈迦堂）
応仁の乱勃発地碑（応仁元年（1467）正月17日の夜半、ここに布陣した東軍畠山政長と西軍畠山義就が交戦し、応仁・文明の乱がはじまる）
大堰川（角倉了以開削）
大谷祖廟（東大谷）（武家墓地）（賤ヶ岳の七本槍の1人・加藤嘉明墓）
大原口（大原口道標（1868））
大原野神社（後水尾天皇が本殿四棟春日造を再建）
大原神社（徳川家康上洛時の定宿）
大原野神社鳥居跡碑（後水尾院が寄進の鳥居跡）
大宅一里塚跡碑（徳川家康の命により築造された一里塚跡）
阿国歌舞伎発祥地碑（慶長8年（1603）に、この四条河原で、出雲の阿国が「かぶき踊り」を演じたのが現在の歌舞伎の発祥とされている）
史跡御土居碑
御土居碑
御土居碑
御土居碑
御土居碑（近隣2箇所）
史跡御土居
御土居
表千家不審庵（千利休居士遺蹟、不審庵碑）
女三宮御茶屋旧蹟地（後水尾天皇の女三宮（顕子内親王）は、岩倉に新殿を建て岩倉御所と称したという）
開田城跡（国衆の一人である中小路氏の居館（居城））
海宝寺（伊達政宗の屋敷跡、秀吉遺愛の手水鉢）
桂離宮（八条宮智仁親王別荘）
狩野元信邸跡碑（狩野家歴代がこの地に住んだと伝えられる）
上賀茂神社（徳川家家紋三ッ葉葵の由来）
上御霊神社（後水尾天皇寄進の唐庇車（牛車））
歓喜光寺（豊臣秀頼建立の本堂）
勧持院（加藤清正再建、清正の井）
観智院（東寺塔頭）（高台院ねね寄進で再建の客殿、宮本武蔵筆という鷲の図・竹林の図）
観音寺（表門は伏見城牢獄の門遺構）
北座跡碑（明治26年までこの辺りにあった）
北野大茶湯址碑（九州平定と聚楽第造営を記念して秀吉主催の大茶会）
北野天満宮（豊臣秀頼造営の本殿・拝殿、太閣井戸、北野大茶湯遺跡三斎井戸、片桐且元修復、宝物館に加藤清正寄進の鏡、出雲阿国支援者松梅院禅昌の燈籠）
北政所化粧御殿跡碑（北政所は、秀吉没後伏見城の化粧御殿をこの地に移築して常住の場所とした）
北政所御殿跡碑
北村季吟先生遺蹟碑（和学者・季吟は、新玉津島神社の社司となり、幕府歌学方として江戸に下るまでこの地で過ごした）
木村長門守重成公旧館地碑（聚楽第がある当時の木村長門守重成邸跡という）
旧二条城跡碑（信長造営の足利義昭の御所）
京都所司代跡碑（京都所司代は、朝廷をはじめ西日本支配のための江戸幕府行政機関）
京都府京都文化博物館（信長の旧二条城石垣の石仏）
京都名水中川の井碑（以前寺町通二条にあった妙満寺境内にあった井筒の遺構）
清水寺（徳川家光再建）
成就院（清水寺塔頭）（東福門院和子の寄進再建、伝松永貞徳作庭「月の庭」）
清水焼発祥地五条坂碑（慶長年間（1596～1615）に開窯とされる）
金閣寺（鹿苑寺）（後水尾天皇手植えの胡蝶侘介椿（方丈前庭）、後水尾上皇の為に鳳林承章が金森宗和に造らせた「夕佳亭」）
銀閣寺（慈照寺）（足利義晴（足利12代将軍）墓、近衛前久別荘、東求堂、観音殿（銀閣））
空也堂
久修園院（大坂夏の陣敗走の豊臣方兵が放火自殺）
九条邸跡碑（お江の娘・完子の嫁ぎ先）
愚堂国師入定地碑（愚堂東寔は後水尾院や徳川家光・保科正之らから帰依された）
宮内少輔城址碑（戦国時代、一乗寺一帯に勢力を張った土豪渡辺氏の城館跡）
熊野若王子神社（豊臣秀吉が再興）
鞍馬口（出雲口）（京の七口。京都から鞍馬街道（丹波街道）の入口）
黒田如水邸趾碑（この地、如水町は孝高の隠居後の号の「如水」、南隣の小寺町は孝高の旧姓「小寺」が由来）
慶長天主堂跡碑（慶長（1595～1614）頃、天主堂（キリシタン寺院）があったという）
華光寺（秀吉援助で創建、秀吉が伏見城に祀っていたものを寄進の毘沙門天像）
月真院（高台寺塔頭）（織田有楽斎の屋敷から移植されたという有楽椿、北政所の従弟・久林玄昌が亀井茲政の保護の下に建立、亀井政矩墓）
源空寺（伏見城遺構の山門、大黒天像は伏見城の巽櫓に置かれていた秀吉の持念仏）
源光庵（伏見城血天井）
元政上人旧跡碑
元和キリシタン殉教の地（将軍徳川秀忠の命により52人のキリシタンが火あぶりに）
建仁寺（安国寺恵瓊復興、安国寺恵瓊首塚、東福門院寄進本尊十一面観音菩薩像）
久昌院（建仁寺塔頭）（奥平信昌墓）
光雲寺（南禅寺境外塔頭）（後水尾上皇・東福門院が難波から移設助力、東福門院（徳川和子）の菩提寺、木造東福門院坐像や念持仏の釈迦如来尊像・聖観音像、加藤清正が朝鮮より招来した東福門院寄進の瑪瑙の手水鉢、明正天皇寄進の鐘楼と鐘）
光悦寺（徳川家康土地寄進、本阿弥光悦墓、板倉勝重・重宗墓）
興聖寺（伏見城遺構の本堂（血天井）、永井尚政復興、永井家歴代墓）
興聖寺（おりべ寺）（古田織部墓、藤堂高虎寄進の達磨像）
荒神口（京の七口）
高台寺（北政所建立、秀吉菩提寺、北政所墓、木下家定墓、木下長嘯子（勝俊）墓、小早川秀秋墓、小堀遠州作庭、板倉勝重普請奉行、伏見城遺構時雨亭・傘亭、伏見城移築の表門・観月台、杉原助左衛門・朝日局墓、浅井長政・おやや墓、亀井政矩墓）
高桐院（大徳寺塔頭）（細川忠興（三斉）が建立、忠興（六角型の石灯籠）・ガラシャ墓、細川藤孝（幽斎）墓、興津弥五右衛門墓、茶室松向軒、出雲阿国と名古屋山三郎の墓、塙団右衛門墓、佐久間信盛・不干（信盛子）墓、千利休聚楽屋敷広間を移築の書院意北軒）
御香宮（家康造営の本殿、徳川秀忠寄進の千姫神輿、小堀遠州作庭社務所石庭、秀吉伏見城大手門遺構の表門、天満宮に伏見城の復元石垣）
五条口（伏見口）（京の七口）
近衛家旧邸址碑（室町時代に摂関家の近衛家の本邸として用いられた建物跡）
後水尾帝歯髪塚（後水尾天皇三重塔跡）
古淀城薬師堂趾碑（秀吉が茶々のために改修した淀城内の薬師堂跡）
金戒光明寺（豊臣秀頼建立の阿弥陀堂、徳川秀忠菩提のため建立の文殊塔、阿茶局（家康側室）墓、山中鹿之介墓、徳川忠長（秀忠三男）墓、振姫（家康三女）墓、お亀の方（家康側室）墓、喜連川頼氏妻（家康側室）墓、お江与（崇源院）の供養塔、春日局の供養塔、春日局寄進の極楽橋（再建））
永雲院（金戒光明寺塔頭）（北野大茶会で前田玄以とともに奉行を務めた宮城頼久墓）
金地院（南禅寺塔頭）（以心崇伝が移築、後水尾上皇勅額の開山堂、以心崇伝墓、小堀遠州鶴亀の庭、伏見城遺構の方丈、家康遺言で造営の東照宮、光秀が大徳寺内に建立を移築の明智門）
佐治城碑（甲賀武士・佐治氏が秀吉大軍の前に籠城）
左女牛井跡碑（村田珠光が将軍足利義政に献茶した際にこの水を汲み、千利休らも愛用したという）
三十三間堂（秀吉・秀頼修復、大仏殿遺構の南大門・太閤塀）
三条大橋
三条口（粟田口）（京の七口）
三千院（秀吉建造の宸殿・客殿）
三之宮（後水尾天皇が社殿を修復）
三宝院（醍醐寺塔頭）（醍醐の花見の遺構純浄観）
三宝寺（後水尾天皇勅願で創建、秀頼・国松・淀殿の供養塔「縁結びの塔」）
四海唱導之霊蹟碑（妙顕寺が「四海唱導」の古蹟であることを示す）
地主神社（徳川家光再興、江戸時代までは清水寺の鎮守社）
詩仙堂（石川丈山59歳の造営）
地蔵院（椿寺）（秀吉寄進の五色八重散椿（加藤清正が朝鮮より持ち帰った））
実相寺（松永貞徳住居を本堂として移し再興、貞徳の菩提寺）
斯波氏武衛陣・足利義輝邸遺址碑（足利義輝館跡で永禄の変の地）
治部池（伏見城内堀跡）
慈芳院（豊臣家祐筆の山中山城守長俊が妻追善のため慶長3年（1598）に建立）
島原西門跡碑
寂照院（信長が足利義昭を擁して京都へ攻め上った時の本陣、日本の孟宗竹の発祥の地）
寂光院（豊臣秀頼建立の本堂（焼失し現在は再建））
寂光寺（本因坊算砂墓、算砂は信長・秀吉に仕え後に江戸幕府の碁所に補任される）
修学院離宮（後水尾上皇の指示で造営）
十念寺（施薬院全宗墓）
出世稲荷神社（秀吉が聚楽第内に創建）
聚楽第跡（秀吉建立、秀次居舘、秀忠元服、お江と羽柴小吉秀勝の新婚生活？）
聚楽第跡碑
聚楽第跡碑
聚楽城鵲橋旧跡碑（聚楽第南二ノ丸の堀に架かっていた橋という）
聚楽第南外濠跡碑（門前から境内まで約1．5m、落ち込む）
春長寺（村井貞勝墓）
正運寺（加藤清正重臣・飯田直景（覚兵衛）開基）
松花堂跡碑（松花堂昭乗の草庵茶室兼持仏堂の跡碑）
正行院輪形地蔵（猿寺）（伏見城遺構の本堂）
勝軍山城（北白川城）跡（信長の叡山包囲時の城（明智光秀ら））
常光院（建仁寺塔頭）（森可政墓）
照高院宮址碑（秀吉の信任厚い天台僧道証が開基した寺の再建跡碑）
常高寺（古奈姫（今出川菊亭夫人・京極高次妹の娘）が、常高寺を建てて常高院（初）の供養をした）
相国寺（豊臣秀頼再建の法堂）
豊光寺（相国寺塔頭）（相国寺第92世西笑承兌が、秀吉追善のため建立）
林光院（相国寺塔頭）（藤原惺窩墓）
勝持寺（花の寺）（大原野千句連歌会「幽斎筆懐紙」）
常寂光寺（角倉了以寄進、伏見城客殿遺構の本堂、本因坊算砂の墓）
清浄華院（山科言継墓、立入宗継墓）
常照寺（吉野太夫寄進赤門・太夫墓、吉野と灰屋の名前を刻んだ比翼塚と歌碑、木下長嘯子（勝俊）墓、本阿弥光悦土地寄進）
渉成園（枳殻邸）（徳川家光土地寄進、石川丈山作庭）
城谷山静原城跡（足利義昭に味方した山本実尚を信長の命で光秀が攻城）
正伝永源院（建仁寺塔頭）（正伝院移設、織田有楽斎墓、福島正則墓）
正伝寺（伏見城御成殿遺構の本堂（廊下の血天井）、小堀遠州の獅子の児渡しの庭）
浄土院（湯沢山茶くれん寺）（北野大茶会の折、秀吉が立ち寄り茶を所望の話が伝わる、本堂屋根の上には楽長次郎作と伝える陶製の「寒山・拾得像」）
上徳寺（世継地蔵）（家康が阿茶局と息女の泰栄院の菩提を弔うため建立、阿茶局墓）
称念寺（松平信吉（家康の甥）墓）
浄福寺（川端道喜墓）
菖蒲谷池碑（菖蒲谷池と角倉隧道築造の経緯を記す）
撞木町廓碑（後に、赤穂浪士を率いる大石良雄（1659～1703）が敵方の目を欺くため、遊興した地）
勝竜寺城公園（勝龍寺城跡）（細川忠興・ガラシャ居住、ガラシャおもかげの水）、山崎の合戦光秀本陣）
松林寺（やす寺）
青蓮院（伝小堀遠州作庭の霧島の庭、東福門院和子の旧殿を移した宸殿（復興））
諸侯屋敷・一条下り松遺跡（豊臣家ゆかりの諸侯が邸を構えた地）
所司代屋敷址碑
城山静原城跡（山本実尚を攻めた明智光秀が築城）
神護寺（家康により寺領返還、板倉勝重再興）
神泉苑（家康の二条城造営により敷地の大部分が城内に取り込まれる）
真如院（本圀寺の元塔頭、信長が足利義昭のために作庭（重森三玲復元））
真如堂（春日局手植えのたてかわ桜、斉藤利三（春日局父）墓、海北友松墓）
隨心院（九条家ゆかりの天真院尼の再興）
瑞泉寺（角倉了以建立、豊臣秀次墓石（秀次首が入れられた石の櫃）、秀次の幼児、妻妾たち39人の五輪の塔、賜死した家臣10人の五輪の塔）
瑞峯院（大徳寺塔頭）（大友宗麟創建・菩提寺・墓、千利休の待庵を復元の平成待庵）
角倉氏邸址碑（明治維新前までの角倉家の邸地辺り）
桓武天皇勅営角倉址・了以翁邸址・平安初期鋳銭司旧址碑（角倉了以・素庵父子の邸宅跡）
角倉了以水利紀功碑（京都伏見間の水運を開通させた了以の功績を顕彰するために、運漕業者有志が建立）
角倉了以像副碑（大正元年に銅像が建立され、昭和63年再建）
角倉了以別邸跡碑（明治維新前までの角倉家の別邸地辺り）
誓願寺（秀吉側室・松の丸殿（京極龍子）が帰依した女人往生の寺、55世安楽庵策伝は落語の祖）
清凉寺（嵯峨釈迦堂）（豊臣秀頼首塚（頭蓋骨が、昭和55年に大阪城三の丸跡から発見））
清和院（後水尾院の勅で移転）
善正寺（秀次の廟堂に秀次公供養墓（五輪塔）、廟堂横に秀次の妻子ら一族の供養塔、瑞龍院日秀（秀次の母）の墓）
善想寺（秀吉の命で再興）
善長寺（くさがみさん）（綾小路室町西入ル善長寺町に創建、徳川家康が上洛した際には定宿になっていたという）
仙洞御所（徳川幕府が後水尾上皇の御所として造営（前は秀吉の京都新城））
千利休居士聚楽屋敷趾碑（晴明井を千利休も茶湯に用いたとされる）
雙林寺（秀吉により花見の宴開催・花樹保護の制札・本堂再建）
尊勝院（豊臣秀吉が本堂再建）
第一世本因坊算砂旧跡碑
大雲院（信長・信忠墓、石川五右衛門墓、島津以久墓、前田玄以墓）
大雲院跡碑（大雲院、織田信長・信忠父子の菩提を弔うため、二条御所（烏丸二条南）の地で創建。信忠の法名に因んで大雲院を寺号とする。秀吉が寺域の狭いことを憂慮して天正18年（1590）寺町四条南に移転。）
大覚寺（後水尾天皇下賜の東福門院「女御御所」旧殿を移築の宸殿・式台玄関、亀山城の一部と伝える明智陣屋・明智門）
退耕庵（東福寺塔頭）（安国寺恵瓊再興、石田三成と宇喜多秀家が謀議を行った作夢軒（茶室））
太閤坦（豊国神社跡）（国松（秀頼の子）墓、京極竜子（秀吉側室）墓）
大黒庵武野紹鴎邸址碑（室町後期の茶人・武野紹鴎の邸宅跡で、菊水之井と呼ばれた名水のあった地）
大黒寺（薩摩寺）（1615年に薩摩島津家祈祷所）
醍醐寺（豊臣秀吉・秀頼父子の再建、秀吉の命で紀州湯浅の満願寺から移築した金堂）
大心院（妙心寺塔頭）（細川幽斎の移建・中興、蒲生忠知（氏郷の孫）建立の本堂）
大仙院（大徳寺塔頭）（六角近江守政頼が創建、宮本武蔵、沢庵宗彭より書院「拾雲軒」で剣の極意を授かる）
退蔵院（妙心寺塔頭）（宮本武蔵が自問自答したという「瓢鮎図」）
大徳寺（聚楽第遺構の唐門、千利休像安置の金毛閣（三門上層）、勅使門は御所の門を後水尾天皇より下賜、大政所肖像画）
黄梅院（大徳寺塔頭）（小早川隆景改修、毛利元就他毛利一族の墓、小早川隆景墓、蒲生氏郷墓、本堂・唐門は秀吉改築、加藤清正が朝鮮より持ち帰りの梵鐘・朝鮮灯籠）
玉林院（大徳寺塔頭）（山中鹿之助墓、片桐且元墓、曲直頼正琳墓、佐竹義宣墓、有馬豊氏墓、小出吉政墓）
孤篷庵（大徳寺塔頭）（小堀遠州建立（後に復興）、遠州作庭、小堀遠州・一族墓、小堀政方墓、佐久間真勝墓）
金龍院趾碑（廃寺となった大徳寺塔頭）（金森長近が信長追福のため伝叟を請じて創建）
三玄院（大徳寺塔頭）（石田三成が浅野幸長・森忠成と共に創建、三成墓、古田織部墓、森忠政墓）
聚光院（大徳寺塔頭）（三好義嗣が建立、三好長慶墓、表・裏・武者小路の三千家歴代の墓、千利休墓、利休作百積の庭）
正受院（大徳寺塔頭）（越前敦賀城主の蜂屋頼隆が檀越、里村紹巴・他一族墓）
真珠庵（大徳寺塔頭）（尾和宗臨が創建、書院通僊院は正親町天皇皇后化粧殿を移建）
総見院（大徳寺塔頭）（織田信長菩提寺として秀吉が建立、木像織田信長座像、織田信長・信忠・他一族墓、斉藤帰蝶（濃姫）墓、秀吉遺愛の侘助椿、加藤清正の朝鮮石で造られた掘り抜き井戸、信長家臣の堀久太郎秀政が寄進した銅鐘）
大光院（大徳寺塔頭）（藤堂高虎が大和郡山より大徳寺に移す、羽柴秀長墓）
大慈院（大徳寺塔頭）（大友宗麟の姉見性院らが建立、筒井順慶墓、立花宗茂墓）
芳春院（大徳寺塔頭）（前田利家室芳春院建立の前田家菩提寺、片桐石州墓、前田麻阿墓、京極高国・高知墓、小堀遠州作庭方丈裏山水庭）
龍光院（大徳寺塔頭）（黒田長政建立、黒田孝高（如水）・長政父子墓、吉川元春・広家父子墓、津田宗及墓）
大悲閣（千光寺）（角倉了以創建・隠棲、角倉了以像）
大仏殿石垣碑（道路に面して大仏殿の石垣が残る）
大老土井利勝屋敷跡（家康から三代に渡って徳川家に仕えた土井利勝の京邸跡）
高瀬川（角倉了以開削）
高瀬川一之船入碑（高瀬川の船入は、変遷あるも二条～四条間に9ヶ所作られた）
二之舟入址碑
三之舟入址碑
五之舟入址碑
七之舟入址碑
八之舟入址碑
九之舟入址碑
高瀬舟模型（伏見の船大工が造った高瀬舟の模型）
瀧尾神社（秀吉の方広寺大仏殿建立の際に遷座）
建勲神社（織田信長を主祭神・信忠を配祀、「義元左文字」銘刀、太田牛一自筆本「信長公記」）
狸谷山不動院（剣豪宮本武蔵修業の滝）
丹波口（京の七口）
知恩院（正親町天皇綸旨で、知恩院が浄土宗の本寺になる、徳川家菩提寺として家康の拡充、秀忠寄贈の三門・経蔵、家光再建の御影堂、千姫墓、良正院（督姫）墓、酒井忠次墓、本多康俊・忠相墓、徳川家康・秀忠・家光の位牌と肖像画のある権現堂）
知恩寺（竹中重定（半兵衛従兄弟）墓、蒲生氏郷正室冬姫（信長次女）墓、朝山日乗墓）
龍見院（知恩寺塔頭）（鳥居元忠墓）
智積院（家康が、秀吉が夭折した棄丸の菩提を弔うために建立した祥雲禅寺の寺領を寄進）
茶人珠光・織田信雄・加藤清正・紀州藩邸古蹟碑（信雄・清正らの住まい地）
茶屋四郎次郎邸址碑（初代清延が徳川家康に仕えた際に、屋敷地として与えられた）
長圓寺（長円寺）（京都所司代板倉勝重が土地寄進）
長建寺（賤ヶ岳七本槍の一人脇坂安治下屋敷跡）
長香寺（家康側室・於古知也の本願により創建）
長曽我部盛親公埋首地碑
長楽寺（本堂は正伝寺の法堂（伏見城御成門中の建物を移した）を移築）
月輪陵（後水尾天皇、東福門院陵墓）
天授庵（南禅寺塔頭）（細川幽斎再興、絹本着色細川幽斎像・幽斎夫人像、京極高広（高知の次男）墓）
天道神社（信長が寄進した地に遷座）
天得院（東福寺塔頭）（方広寺の鐘名事件（住持清韓が方広寺の鐘銘へ「国家安康、君臣豊楽」を撰文））
天寧寺（金森宗和墓、宗和作の宇治の茶の木で作ったという利休像、後水尾天皇念持仏聖観音像、東福門院念持仏薬師如来像）
天龍寺（豊臣秀吉の寄進を受け復興（幕末期焼失））
陶工仁清窯址碑（野々村仁清窯跡）
東寺（豊臣秀頼寄進の金堂）
等持院（福島正則が海福院（妙心寺塔頭）から移設の方丈、足利歴代将軍を弔う遺髪搭）
等持院霊光殿（足利歴代の将軍木像・徳川家康の木像（家康が石清水八幡宮・宝蔵坊から移設））
東寺口（鳥羽口）（京の七口）
堂ノ庭城跡（室町幕府奉行人・伊勢貞孝が籠り幕府に叛旗を翻した）
南明院（東福寺塔頭）（家康正室朝日姫菩提寺、朝日姫墓、方丈（本堂）に徳川家歴代の位牌）
東林院（妙心寺塔頭）（山名豊国が三友院を移し改名、山名氏菩提寺）
徳川時代金座遺址碑（江戸幕府の金貨（小判・一分判）鋳造所跡）
徳川時代銀座遺址碑（江戸幕府の貨幣の鋳造および銀地金の買売を担った）
徳大寺公維邸跡（義昭が信長に提供した宿所）
豊国神社（方広寺大仏殿跡地に明治13年（1880）に再建、豊臣秀吉を祀る、伏見城城門遺構の唐門、宝物館に秀吉ゆかりの品）
直江兼続・上杉景勝屋敷跡（現在、「長尾町」と「直家町」の名が隣接して残る）
長岡天満宮（八条宮智仁親王築造の八条が池）
中尾城跡（三好長慶と対峙した足利義輝が自焼し近江に敗走）
長坂口（京の七口）
長谷八幡宮（東福門院再興の社殿が残る）
南禅寺（以心崇伝再建、小堀遠州作庭虎の児渡しの庭、女院御所の対面御殿を移築の大方丈、藤堂高虎が大坂夏の陣で戦死した一門の武士たちの冥福を祈るため寄進の三門）
慈氏院（南禅寺塔頭）（山中幸盛（鹿介）墓）
聴松院（南禅寺塔頭）（藤堂高虎建立の書院、松井康之（細川家武将）墓）
南蛮寺跡碑（方四町、和風三階建てで「洛中洛外名所扇面図」に描かれている）
西陣碑（西陣の由来を記す）
西陣碑（西陣の由来を記す）
西本願寺（聚楽第遺構の飛雲閣、伏見城遺構の唐門（日暮らし門）、一文字茶碗は石山戦争和睦の際信長から贈られたもの）
二条城（家康が京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所として造営・秀忠と藤堂高虎が改修増築、家光が伏見城の遺構を移すなどして拡充）
二条城石垣（信長の旧二条城石垣が、復原・展示されている）
二条城石垣（信長の旧二条城石垣が、城内に移築・展示されている）
二条殿址碑（二条良基の邸宅で、気にいった信長が移り住み、誠仁親王に献上した二条御所）
二条殿御池跡碑（信長が気に入った二条殿龍躍池跡）
二尊院（総門は伏見城薬医門遺構、角倉了以・素庵父子墓、公家の二条家・三条家・四条家・三条西家（実枝の墓）・鷹司家の墓地）
如意岳城跡（足利義輝と三好長慶との抗争時等の陣所）
仁和寺（応仁の乱で焼失後に豊臣秀吉そして徳川秀忠が仁和寺に石高の朱印地を与える、御所から紫宸殿（金堂）・清涼殿（御影堂）が下賜、五重塔・経蔵・九所明神社本殿・御影堂中門・観音堂・鐘楼・二王門・中門など徳川家光寄進）
八大神社（一乗寺下り松の古木、ブロンズ像の宮本武蔵像）
花咲稲荷神社（貞徳は六十代半ばで隠居し、この地の花咲亭に移った）
花の御所碑（花の御所は室町幕府3代将軍足利義満が築いた歴代将軍の邸）
東本願寺（後陽成天皇の勅許を得て徳川家康が寺地を寄進）
毘沙門堂（家康の側近・天海の再興）
日向大神宮（後陽成天皇宸筆の額、徳川家康神領加増、御水尾天皇・東福門院が援助）
平野神社（東福門院和子建立の拝殿）
福王子神社（徳川家光再建の社殿）
福勝寺（瓢箪寺）（秀吉が千成瓢箪を奉って武運を祈願という）
伏見稲荷大社（秀吉が母・大政所の病悩平癒祈願で寄進の楼門と境内諸社殿の整備、後水尾院の建物を下賜のお茶屋）
伏見義民小林勘次碑（淀川船の通行料が値上げに、伏見町民の困窮を見かねて勘次が、死を賭して幕府に直訴）
伏見銀座跡碑（徳川家康指示の江戸幕府直轄の銀貨鋳造所）
伏見港公園（織田信長公塚石）（秀吉が信長追慕のために造った墓石という）
伏見城跡（秀吉建立、秀忠と江の婚礼の儀）
伏見城の移築復元石垣（発見100mの内、15mほどを移築復元）
伏見城の模擬大手門・天守
伏見奉行所跡碑（小堀遠州初代伏見奉行）
藤原惺窩市原山荘跡碑（江戸において徳川家康に進講、帰洛後、市原に隠棲）
佛光寺（秀吉が方広寺建立のため、東山渋谷から当地へ移転）
仏光寺旧址碑（仏光寺（現在下京区）は、親鸞が東野に堂を建立したことに始まる）
仏国寺（小堀遠州墓）
法音院（泉涌寺塔頭）（伏見城遺構という書院、三河武士本多正重墓）
報恩寺（鳴虎）（秀吉が寺宝の虎の図を聚楽第に持ち帰えるも夜毎吠えて眠れず寺に返す）
方広寺（方広寺鐘銘事件の梵鐘、秀吉建立・秀頼再建）
豊国廟（豊臣秀吉墓・明治30年（1897）秀吉の300年忌に際し廟宇が再建され墳上には巨大な五輪石塔が建てられた）
宝積寺（宝寺）（山崎の合戦で秀吉の本陣、秀吉が腰掛け天下統一を考えたという出世石、秀吉が一夜で建てたという三重塔）
宝泉院（伏見城血天井）
豊太閤三百年祭記念碑（明治31年（1898）、没後三百年祭が開催時、豊臣秀吉の「偉勲」をたたえるために建立された）
宝福寺（伏見城遺構の金毘羅堂、秀吉と淀殿の子授け成就祈願の陰陽石・羅漢像二体等も境内に移される）
墨染寺（桜寺）（秀吉寄進、日秀（瑞龍院）が再興）
濠川（伏見城外堀遺構）
本阿弥光悦京屋敷跡碑（徳川家康から拝領した鷹峯の地に一族・工匠らと移り住むまで、本阿弥家本家の邸宅が構えられていた地）
本経寺（明智薮碑、明智光秀の塚）
本教寺（慶長牡丹の寺）（秀吉遺愛・督姫（家康次女）手植えの牡丹）
本圀寺（加藤清正寄進の開運門（山門）、清正の祈願所・菩堤所で清正廟（眞生廟）、墓地に大政所（秀吉母）が合祀（妙雲院弥右衛門、婿三好吉房、孫豊臣秀保と合祀）の供養塔）
本圀寺の題目石碑（本圀寺の跡地、近隣2箇所）
本寿寺墓地（歌舞伎「鳥辺山心中」お染・菊池半九郎の比翼塚（二条城普請奉行と祇園茶汲女の恋））
本禅寺（大久保彦左衛門墓、大久保忠隣墓、石川忠総墓）
本能寺（信長の廟・本能寺の変の戦死者の供養塔、宝物館に信長の遺品など、島津義久夫人墓）
本能寺跡碑（本能寺跡碑、近隣2箇所）
本法寺（本阿弥家と長谷川等伯ゆかりの寺、秀吉による聚楽第の工事で当地に、光悦の寄進の紫紙金字法華経、光悦作庭「三巴の庭」、日珖墓）
本満寺（山中鹿之助墓、結城秀康（家康二男）の正室・蓮乗院の石廟）
槇島城跡碑（室町幕府終焉の地）
此の附近槇島城趾（室町幕府終焉の地）
松永昌三講習堂址碑（京都所司代板倉重宗の援助で講習堂を建てた）
松永貞徳柿園址碑（貞徳晩年の別荘・柿園跡）
松永貞徳花咲亭址碑
松本宗悟邸址碑（茶人・歌人の宗悟邸跡）
曼殊院（小堀遠州作庭の大書院前庭、遠州好み）
満足稲荷神社（秀吉が伏見城の守護神として伏見稲荷大社の祭神を勧請、後に遷座）
萬福寺（隠元隆琦開創）
水無瀬神宮（石川五右衛門手形というのが残る神門）
耳塚（文禄・慶長の役の朝鮮・明兵の戦死者の耳や鼻を弔った塚、耳塚修営供養碑）
三室戸寺（信長が槇島での戦いで衆徒が将軍義昭に味方したため寺領を悉く没収）
宮本・吉岡決闘地碑
妙覚寺（信長上洛時の宿所の一つ（移転前の二条衣棚の地）、聚楽第元裏門の表門、狩野永徳墓）
妙喜庵（千利休作の茶室待庵）
妙教寺（淀古城跡碑、茶々は鶴丸を産む）
妙恵会墓地（旧本圀寺墓地）（松永久秀（弾正）・久通父子の合葬墓碑、元松永久秀の屋敷跡）
妙顕寺（秀吉により二条西洞院から移転）
久本院（妙顕寺塔頭）（茶屋四郎次郎清延墓、四郎次郎の木像）
泉妙院（妙顕寺塔頭）（尾形光琳・乾山の菩提所）
豊臣秀吉妙顕寺城跡（聚楽第造営前の秀吉の首都経営の拠点）
明光寺（浅井長政の従兄弟・井口五朗俊政（後の了善）が創建、明光寺の山号「雄谷山」は「小谷」から）
妙心寺浴室（明智風呂）（塔頭太嶺院（廃寺）の密宗和尚が明智光秀の菩提を弔うために建てる）
海福院（妙心寺塔頭）（福島正則の創建・菩提寺、正則が賤ヶ岳の戦いで使った槍）
玉鳳院（妙心寺塔頭）（信長・信忠父子の石塔、武田信玄・勝頼父子の石塔、秀吉と棄丸（鶴松）の御霊屋（祥雲院殿））
寿聖院（妙心寺塔頭）（石田三成創建、三成が建てた書院、三成父正継・母の瑞岳院・三成、3代目住職の三成長男隼人正重家（宗享禅師）の肖像画のレプリカ、三成の髪墓、三成父の石田正継墓）
春光院（妙心寺塔頭）（堀尾吉晴が建立、吉晴作の鶴亀の庭「常盤の庭」、方丈裏の大書院は淀城の寝所を移築、南蛮寺の鐘）
大雄院（妙心寺塔頭）（石河光忠が父親の菩提寺として建立、光忠墓）
大通院（妙心寺塔頭）（山内家菩提寺・山内一豊と妻千代の卵塔の墓石と位牌・肖像画が祀られている御廟）
大法院（妙心寺塔頭）（真田信之（幸村の兄）の孫・長姫（千種大納言有能の正室）が菩提寺として妙心寺山内に創建、真田家一門の墓、家康の長女・亀姫の像「盛徳院殿像」が安置され本堂に位牌）
蟠桃院（妙心寺塔頭）（前田玄以創建、玄以墓）
隣華院（妙心寺塔頭）（開山は南化玄興（快川紹喜の弟子）・開基は脇坂安治、菊姫（甲斐御前）（二代上杉景勝室）の墓）
麟祥院（妙心寺塔頭）（春日局追福のため家光が建立、御霊屋は春日局が仙洞女御所にあった釣殿を後水尾天皇より下賜され二条城に移築したもの、春日局木像（小堀遠州作）、脇坂安治墓、柳生兵庫助（利厳）墓）
妙法院（ポルトガル国印度副王信書（秀吉宛）、豊臣家ゆかりの絵画・工芸品、先祖のための「千僧供養」を行った際の方広寺大仏経堂台所遺構の庫裏、東福門院「女御御所」旧殿を移築の大書院と玄関）
妙満寺（成就院より移築した松永貞徳作庭「雪の庭」、▼清姫の鐘は秀吉の根来寺攻撃の際に奉納されたもの）
妙満寺跡・二十六聖人発祥地碑（秀吉の命で寺町二条へ移った妙満寺旧地、秀吉の招きで来日したフランシスコ会ペトロ・バプチスタ神父の布教地）
妙蓮寺（聚楽第造営に際し移転、本阿弥光悦筆の立正安国論）
向島城跡（秀吉が「月見の城」として築造した別館）
武者小路千家官休庵
村雲御所跡碑（瑞竜院日秀が豊臣秀次を追善するため建立した寺院・瑞竜寺跡）
明治天皇伏見桃山陵（秀吉の築いた伏見城の本丸跡地）
物集女城跡（国人（土豪）物集女氏の居城跡）
元阿弥陀寺跡碑（織田信長入洛に際し、芝薬師蓮台野（東は堀川通、西は智恵光院通、北は寺之内通、南は現在の今出川通南側）に八町四方の規模にて移築された）
戻り橋（中立売橋）（北条氏政・氏照兄弟の首、千利休の木像が磔ともいう、徳川和子入内の際に萬年橋と改名）
不焼寺記碑
八橋検校道場跡碑
柳の水（千利休茶の湯に用いる「柳水」）
山崎城（天王山城）跡（山崎の戦い後の大坂城が築城するまで秀吉の本拠地）
山科本願寺土塁跡碑
山科本願寺土塁跡南西角
山科本願寺跡碑
山科本願寺南殿跡碑（光照寺）
夕霧太夫遺跡碑
由岐神社（豊臣秀頼再建の本殿・拝殿）
養源院（淀殿が浅井長政供養のため秀吉に願い創建、江（崇源院）の願により伏見城の遺構を移築し再建・徳川家の菩提所となる、伏見城血天井、俵屋宗達作の襖絵・杉戸絵は伏見城で自刃した将兵の霊を供養のためという、小堀遠州作庭）
楊谷寺（柳谷観音）（阿弥陀堂に淀殿寄進の厨子、扉には豊臣家の紋）
淀古城址・戊辰戦争砲弾跡碑（本能寺の変の後に明智光秀が改修・秀吉の天下後に改修し側室茶々に与え「淀殿」と呼ばれる）
淀城故址碑・淀城址碑（秀忠が木幡山伏見城の廃城に伴い松平定綱に築城をさせる、二条城の天守を移築という）
淀川瀬水車旧趾碑（淀の川瀬の農業用水車跡）
洛西竹林公園（信長が将軍足利義昭のために築いた旧二条城の石垣に使ったといわれる石仏）
楽焼家元楽吉左衛門宅碑（「楽」の名は秀吉が聚楽第の「楽」の一字を与えたと伝える）
利休の井（北野大茶湯の折、千利休が茶の井に用いた）
龍雲寺（桃山善光寺）（本尊観世音は常憲院殿（徳川綱吉）の御念持仏で中興する際に鳥居元忠以下三百余名の菩提寺とする）
龍臥城（秀吉の別邸）
立本寺（北野の鬼子母神）（扁額「立本寺」は本阿弥光悦の直筆、吉野太夫墓・島左近墓）
龍安寺（秀吉が賞賛したと伝わる「佗助椿」）
大珠院（龍安寺塔頭）（鏡容池に真田幸村（信繁）墓）
両替商旧跡碑（この地両替町通の名は、慶長6年（1601）に徳川家康により伏見銀座が置かれたことに由来）
龍源院（大徳寺塔頭）（沱庭の聚楽第の礎石を配した阿吽の石、秀吉と家康が対局した四方蒔絵碁盤、天正11年（1583）在銘の種子島銃）
両足院（建仁寺塔頭）（茶室水月亭（織田有楽斎好みの茶室如庵を模した）、貿易商人・長崎代官の末次平蔵（政直）墓）
料亭左阿彌（織田頼長（織田有楽斎の次男）建立の長寿院左阿弥跡）
林丘寺（建物は現在の修学院離宮・中御茶屋の楽只軒、客殿は東福門院御所の奥御対面所と御茶の間が移築）
霊鑑寺（谷御所）（後水尾天皇が皇女・多利宮を開基として創建、東福門院の十二単衣）
霊源寺（後水尾上皇の勅願により一絲文守上人を開山として創建、後水尾上皇像、御所の清涼殿を移築した仏殿）
霊光殿天満宮（家康が社家の若江家を援助して再興、徳川家光が仙洞御所にあった家康の像をに移し祭神とする）
蓮華寺（石川丈山・狩野探幽らが造営）
蓮光寺（長宗我部盛親の五輪供養塔、遺品の太刀・鎧（片紬）・鐙、盛親肖像画）
蓮如上人御往生地碑
蓮如上人由緒地碑
蘆山寺（宮部継潤墓）
六角堂（いけばな発祥の地）
若宮八幡宮社（秀吉による京都改造等により三遷、徳川家康より神領寄進、後水尾天皇の勅命で社殿造営）