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<一駅一話> 江ノ電沿線 歴史さんぽ

著:泉 秀樹

紙版

内容紹介

江ノ電は今年開業120年を迎えた。藤沢~鎌倉間の10kmを結び、湘南観光の要として人々から愛されてきた沿線の歴史やドラマを1駅ごとに紹介する。湘南在住の著者が、J:COM「泉秀樹の歴史を歩く」の番組で湘南地域の歴史を紹介する中で、訪ねやすい名所・史跡にからめて、文章と写真で読者にお届けする。

目次

はじめに――江ノ電開業期と日本の近代化

第1部 藤沢から江ノ島――最初の開業区間
 EN 01 藤沢 東海道・藤沢宿の光と影を訪ねて 
 EN 02 石上 西行や鴨長明の和歌が詠まれた地  
 EN 03 柳小路 徳川吉宗がつくった広大な鉄砲調練場
 EN 04 鵠沼 原野から日本初の開発・分譲別荘地へ
 EN 05 湘南海岸公園 中国国歌の作曲者が見た湘南の夏
 EN 06 江ノ島 弁天様が祀られ、有名になったウラ事情
第2部 腰越から極楽寺――海沿いを走る
 EN 07 腰越 源義経の悲劇を象徴し続けた地
 EN 08 鎌倉高校前 日本バレエ界を育てたロシア女性一家の苦労
 EN 09 七里ヶ浜 小説『七里ヶ浜』が描く事件の「真実」
 EN 10 稲村ケ崎 新田義貞が最高の輝きをみせた伝説
 EN 11 極楽寺 『十六夜日記』の著者が晩年を過ごした地
第3部 長谷から鎌倉―古都への誘い
 EN 12 長谷 明治の外国人たちが綴った大仏の魅力
 EN 13 由比ヶ浜 実朝が巨大な船で宋に渡ろうとした浜
 EN 14 和田塚 反乱を余儀なくされた和田一族の奮戦
 EN 15 鎌倉 頼朝が精魂込めた武家政権の「心の中心点」
あとがき

著者略歴

著:泉 秀樹
1943年静岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。産経新聞、三田文学などで記者・編集者を経て、1973年小説『剥製博物館』で第5回「新潮新人賞」受賞。歴史に関する著書多数。J:COM「泉秀樹の歴史を歩く」のナビゲーター。藤沢市在住。
著書『歴史を歩く 深堀り神奈川』 PHP文庫ほか多数。

ISBN:9784896602364
出版社:有隣堂
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年10月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TRF