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養生訓のことば
著:宮澤 正順
紙版
内容紹介
貝原益軒の 「養生訓」 は、健康・養生について易しく書かれた周知の書だが、その説く所は儒教・道教・仏教・医学等の深い思想に依拠している。その根底の思想を掘り下げて詳説し健康論を解説。
目次
ま え が き
貝原益軒と 『養生訓』 について
1 人の身は父母を本もととし、 天地を初めとす
2 養生の術は、 先わが身をそこなう物を去るべし
3 人の命は我にあり、 天にあらず、 と老子いえり
4 忍ぶは身の宝なり
5 津液は一身のうるおいなり
6 その要訣は少の一字なり
7 医なるは意なり
8 心は身の主なり
付 録 〈『養生訓』 より抜粋〉