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養生訓のことば

著:宮澤 正順

紙版

内容紹介

貝原益軒の 「養生訓」 は、健康・養生について易しく書かれた周知の書だが、その説く所は儒教・道教・仏教・医学等の深い思想に依拠している。その根底の思想を掘り下げて詳説し健康論を解説。

目次

 ま え が き
   貝原益軒と 『養生訓』 について
  1 人の身は父母を本もととし、 天地を初めとす
  2 養生の術は、 先わが身をそこなう物を去るべし
  3 人の命は我にあり、 天にあらず、 と老子いえり
  4 忍ぶは身の宝なり
  5 津液は一身のうるおいなり
  6 その要訣は少の一字なり
  7 医なるは意なり  
  8 心は身の主なり
  付   録 〈『養生訓』 より抜粋〉

著者略歴

著:宮澤 正順
1931年生まれ。 (元) NHK教育テレビ古典講座・日本大学・駒澤大学講師、 京都西山短期大学講師、 大正大学教授。 (現) 埼玉工業大学客員教授。 文学博士。 日本道教学会・全国漢文教育学会・日韓及び日中韓仏教交流協議会等理事、 静寛院和宮奉讃会評議員。
〔著書〕 『素問・霊枢』 『蕪村・一茶・漱石の浄土信仰』 (明德出版社)、 学位論文 『曾慥の書誌的研究』 (汲古書院)、 監訳 『中国の道教』 (平河出版社)、 共編 『道枢一字索引』 (松香堂)。
〔論文〕 中国道教・日中仏教・中国医学・食文化関係論等多数。

ISBN:9784896197648
出版社:斯文会
判型:B6
ページ数:176ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2012年07月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN