出版書誌データベース

宮城県大崎市の農民詩人・小関俊夫、7冊目の詩集。

青虫

パートナー

小さな白

オタマジャクシ

ブロッコリー

六月になると

春の畑

蟻

筍

船形山いじめ

ダンゴムシ

蛇

放射能汚染水海洋放流

白と黒

悲しい仕事

走れ

子孫

キカシグサ

八月の一日

人がつくった南風

橙色の広い広い夕空を見て

草木捨

花盛り

蛇の火傷死

カマキリ

イネドロオイムシ

雨蛙

鉄のオブジェ

蚊

ゴーヤ

夏のお茶

蠅

黒虫／カタツムリ

水稲のエロチシスム

お天道さんと青大将

蜘蛛の巣屋敷

タンポポ

畑の隅の一本の柿の木

食糧自給率が見えてきた

天気予報

孤独

晩秋のクモの巣

榧の実

クライマー

蛇の脱皮

稲刈り最終日

蜘蛛

大豆ピアノ

カボチャ

燕

大豆打ち

金木犀

東北１９４号

小さな畑

もったいない農婦

人間てなんだろう

虫さんよ

冬のおやすみ

ぬくぬく

冬の一日

桶職人

冬の鳥たち

シマハナアブ

ばんしゃく

無人栽培

沢庵桶

鳥葬

怒りを消す方法

著：小関 俊夫
著者略歴

小関 俊夫(こせき としお)



1948年　宮城県大崎市三本木に生まれる

1983年　「船形山のブナを守る会」世話人代表となり、
　　　　 現在にいたる

2011年　『詩集　稲穂と戦場』(無明舎出版)

2013年　『詩集　村とムラ』(無明舎出版)

2015年　『詩集　農で原発を止める』(無明舎出版)

2017年　『詩集　農から謝罪』(無明舎出版)

2021年　『詩集 飼料米と青大将』(無明舎出版)

2022年　『詩集 虫のために大豆をつくってる』(無明舎出版)