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ブックレット《アジアを学ぼう》

朴泰遠を読む 55

「植民地で生きること」と朝鮮の近代経験

著:相川 拓也

紙版

内容紹介

代表作「小説家仇甫氏の一日」「路地の奥」に描かれた市井の人びとを深く読み解く。混沌の中から文学、そして作家が生まれた。

目次

はじめに

一 朴泰遠の生きた植民地期朝鮮
1 植民地都市・京城
2 京城のモダン文化と植民地期朝鮮文学

二 小説家の誕生――「小説家仇甫氏の一日」を読む
1 朴泰遠の小説と言語表現
2 仇甫と「幸福」
3 「小説家」の誕生

三 京城の路地の歳月――「路地の奥」を読む
1 都市の街路から路地の奥へ
2 路地の内と外
3 植民地で積み重ねられる時間

おわりに

参考文献
関連年表
あとがき

ISBN:9784894892965
出版社:風響社
判型:A5
ページ数:62ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年11月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB