はじめに
序 章
第1節 中東・ヨルダンの社会経済をめぐる問題と本書の課題
1 問題の所在
2 ヨルダン社会経済をめぐる先行研究
3 本書の課題
第2節 本書の依拠する資料
1 人口センサス
2 「世帯の支出と所得に関する調査」と世帯調査
第3節 本書の構成
第1章 1990年代の転換と社会経済
はじめに
第1節 構造調整と「ヨルダン人」の帰還
1 経済危機と自由化
2 湾岸危機・戦争による「ヨルダン人」労働者の帰還
第2節 帰還者の背景:「パレスチナ人」とオイルブーム
1 国家形成とヨルダン国籍を持つパレスチナ「難民」
2 オイルブームによる送金と外国人労働者の増加
第3節 社会経済の変容
1 人口・婚姻・経済成長・産業・教育・労働市場
2 首都アンマンの歴史と拡大
おわりに
第2章 行政区からみる社会変容
はじめに
第1節 行政制度と行政区分の起源
1 人口センサス
2 現在の行政制度
3 行政区分の起源
第2節 行政区の変遷
1 境界の確定
2 行政区域の拡大と細分化
第3節 国民を「測る」試みと調査内容の変化
1 行政区の名称の変化
2 都市と農村の定義
3 調査・記載項目の変遷
おわりに
第3章 地域類型からみる社会
はじめに
第1節 分析方法と指標
1 2004年人口センサスと行政区分「tajamma‘」
2 分析の方法と扱う指標
第2節 教育・所得・就業・移動からみる地域類型
1 因子分析結果
2 クラスター分析結果
3 クラスター分析結果の総括
第3節 県ごとの地域差:労働部門と経済活動分類から
おわりに
第4章 所得の構造と空間分布
はじめに
第1節 所得格差の変遷
1 「世帯の支出と所得に関する調査」
2 所得格差と所得水準の変遷
第2節 所得構成要素と国内の所得構造・分布
1 所得構成要素の分類
2 所得分布の状況と世帯主の基本属性
3 ヨルダン全体の所得構造と分布
第3節 所得の空間分布と構造
1 地域別の平均所得
2 県別の所得の構成要素および構造と分布
おわりに
第5章 労働参加
はじめに
第1節 検討する要因とデータ
1 ヨルダン人の労働参加に影響を与える要因
2 世帯調査の概観:人口センサスとの比較から
第2節 労働市場への参入と撤退
1 年齢別労働参加率
2 教育水準からみる年齢別労働参加率
3 婚姻状態からみる年齢別労働参加率
4 教育水準と婚姻状態からみる年齢別労働参加率
第3節 労働参加の決定要因
1 分析手法
2 結果
3 教育水準・婚姻状態別の労働市場参加決定要因
おわりに
第6章 ヨルダン人の就業と失業
はじめに
第1節 就業者の分類と失業状況
1 就業者と失業者の定義
2 失業状況
第2節 賃金労働者の就業状況
1 男女・公共部門別就業状況
2 教育水準および婚姻状態からみる就業状況
第3節 賃金所得の決定要因
おわりに
終 章
あとがき
参考文献
索引