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ことばで遊ぼう 表現しよう!

ことばあそび・朗読・群読

編:日本演劇教育連盟

紙版

内容紹介

子どもたちが、ことばの表現のおもしろさ・楽しさを実感できる、
楽しい授業、表現のある教室を創るヒント、実践例を満載!
ことばの表現を楽しむ、実践のてびき

スマホやタブレットの時代だからこそ、
自分の声やことばで、
目の前の相手とコミュニケーションすることが、
ますます重要になっています。

目次

●目次

こえ・ことばの表現を豊かに 刊行にあたって

第1章 声を届けること・語ること=福田三津夫
1 香山美子「ちいさい おおきい」を遊ぶ
2 竹内敏晴の朗読源論を考える
3 朗読劇で「はのいたいワニ」を遊ぶ
4 〈遊ぶ〉感性を磨く

第2章 ことばあそびを遊ぶ
1 ことばあそび=内部恵子
1 音を重ねる
2 かけ合い
3 げきあそび・カノン・しりとり・メロディーにのせて
2 ことばを文字に閉じこめない=霜村三二
1 まど・みちおの詩をあそぶ
2 谷川俊太郎の詩をあそぶ
3 阪田寛夫の詩をあそぶ
3 詩を遊ぶ・ことばで遊ぶ=福田三津夫
1 ~になって、声を出す
2 相手に声(気持ち)を届ける
3 みんなで遊んでみよう!

第3章 朗読を生かす
1 あんな詩・こんな詩─あそぼう!読もう!書いてみよう!=大垣花子
1 ことばを声に出して遊ぶ(一年生)
2 まねっこ詩づくり(二年生)
3 表現を入れて読む(四年生)
4 「卒業・きりなしうた」(二年生)
5 あふれる思いをことばに(六年生)
2 物語の世界を朗読で表現しよう 朗読を中心にした授業の展開=刀禰佳夫
─表現を中心にした活動の展開例
3 古典の授業の中でできる朗読=藤田昌子
1 落語「三方一両損」
2 歌舞伎「外郎売り」
3 百人一首
4 平家物語「扇の的」・「敦盛の最期」
5 漢文「論語」

第4章 群読を生かす
1 「夕日がせなかをおしてくる」を群読する=刀禰佳夫
1 第一連をどう読み深め表現を工夫したか
2 第二連をどう読み深め表現を工夫したか
3 第三連について
4 できあがった群読台本をどう演じたか
2 「白いぼうし」を音読劇にする=玉垣淳子
1 初発の感想から
2 第一場面の様子 音読劇のやり方を知る
3 第二場面の様子 場を設定し、動作を工夫する
4 第三場面の様子 ふしぎな女の子について考え、表現する
5 第四場面の様子 誤った読みを修正する
6 全体を通しての発表
7 音読劇をやってみて 子どもたちの感想
8 終わりに
3 「宮沢賢治作品集」を群読する=松宮文子
1 なぜ宮沢賢治の詩を選んだのか
2 「原体剣舞連」について
3 構成と演出について
4 それまで取り組んで来たこと
5 発表を終えて
群読台本─「宮沢賢治作品集」より 構成=松宮文子
4 授業に生かす群読 『おくのほそ道』の授業をめぐって=大沢 清
1 群読の授業のねらい
2 『おくのほそ道』授業記録 記録者=甕岡裕美子
3 群読の授業のポイント
4 群読台本例 「平泉」より生徒たちが作成したもの

第5章 これからの音声表現について
─あとがきにかえて=刀禰佳夫

著者略歴

編:日本演劇教育連盟
日本演劇教育連盟(略称=演教連)は、1937年に創立され、初めは日本学校劇連盟という名称でした。戦中休止期間がありましたが、1949年に再建、1959年に現在の名称「日本演劇教育連盟」と改められました。2019年に法人化し、「一般社団法人 日本演劇教育連盟」となりました。
演教連は、演劇の創造と鑑賞をとおして、また、演劇的な方法を生かして授業や学級の活動、集会や行事などの活動の活性化を図り、子どもの成長と豊かな人間性の形成をめざす教育研究団体です。演教連には、教師・保育者・学生をはじめ子ども文化の創造と普及のために働く各分野の専門家、また全国の子ども・おやこ劇場の父母、子ども会や児童館など地域での指導者たちが広く参加しています。機関誌として月刊『演劇と教育』を編集し(発行は晩成書房)、会員に配布しています。

ISBN:9784893804938
出版社:晩成書房
判型:B5
ページ数:112ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2019年12月
発売日:2019年12月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN