保険商品開発の理論
リスク回避の効用から商品設計のフレームワークまで
著:星野 明雄
紙版
内容紹介
本書は、自動車人身傷害補償などをはじめとする、著者の長年の保険商品開発の経験から実証的に得られた理論を解説したテキストです。
保険に対する契約者ニーズをつかんだ、画期的な新商品を目指すには、まず、基礎理論として、保険の価値の本質であるリスクの回避について研究し、深く考え、理解する。そうした土台をつくったうえで、実際に保険の商品特性から生じる問題をマーケットに問い、商品設計の枠組み(フレームワーク)を持つことが有用だという。
マーケティングの基礎から実践的な商品開発のフレームワークまでを提案する本書は、保険商品開発担当者だけでなく保険商品販売にかかわる社員にとって、必読の一冊です。
目次
序 章 マーケティングを基礎から学ぶ
第1章 保険購買という「取引」
第2章 需要曲線の研究
第3章 保険商品のニーズ
第4章 保険の効用の研究
第5章 商品開発のフレームワーク
第6章 市場調査
第7章 事例研究
第8章 結 び
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