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すばらしいオズの魔法使い

文:ライマン・フランク・ボーム
絵:ロバート・イングペン
訳:杉田 七重

紙版

内容紹介

1900年に出版された本作は、胸おどる冒険と記憶に残るキャラクターたちが見事に融合した、アメリカの不朽の児童文学ファンタジーです。
大たつまきが起こり、小さな農場の家もろとも不思議な国に運ばれてしまったドロシーと愛犬トト。カンザスのおうちに帰りたい! ドロシーは願いをかなえてもらうため、この国を支配する偉大な魔法使いオズに会いに、エメラルドの町へ向かいます。途中で出会ったのは、かかし、ブリキのきこり、弱虫ライオン。それぞれの願いごとを胸に、4人は黄色いレンガの道をたどっていきます。
国際アンデルセン賞受賞画家イングペンの70を超える挿し絵を収録した新訳・豪華愛蔵版です

著者略歴

文:ライマン・フランク・ボーム
作◆ライマン・フランク・ボーム Lyman Frank Baum
1856年、ニューヨークのチッテナンゴという村に生まれる。伝承童謡を集めた最初の本を1897年に出版したのを皮切りに、本名とペンネームの両方をつかって、子どもの本を多数発表した。代表作『オズのすばらしい魔法使い』は1900年に発表されたとたん爆発的な人気を呼び、13の続編を執筆した。持てるエネルギーと資産のすべてを創作に注ぎこみ、自作をもとにした演劇や映画も生み出した。1919年没。
絵:ロバート・イングペン
絵◆ロバート・イングペン Robert Ingpen
1936年、オーストラリア生まれの画家、作家。ロイヤル・メルボルン・インスティテュート・オブ・テクノロジーで挿し絵と装丁の技術を学ぶ。1986年には児童文学への貢献が認められて国際アンデルセン賞を受賞。本書のほかに、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』『楽しい川辺』『聖ニコラスがやってくる!』(以上、西村書店)、『宝島』『ピーターパンとウェンディ』など、多数の作品に挿し絵を提供している。
訳:杉田 七重
訳◆杉田 七重 (すぎた ななえ)
東京生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。児童書、YA文学、一般書など、フィクションを中心に幅広く活動。主な訳書に、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』『楽しい川辺』(いずれも西村書店)、『クリスマスキャロル』(KADOKAWA)、『レモンの図書室』(小学館)、『カイト パレスチナの風に希望をのせて』(あかね書房)、『変化球男子』(鈴木出版)など多数。

ISBN:9784890139972
出版社:西村書店
判型:A4変
ページ数:192ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2019年05月
発売日:2019年04月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB