【表紙】
長野県木曽町に拠点を置く(株)ツミカサネが廃校を再利用して合板を生産する全国的にも例のないプロジェクトを進めている。6月2日に旧上田小学校で起工式を行って工事を本格化させており、来秋の本格稼働を目指している。
【ニュース・フラッシュ】
◆譲与税が当初計画よりも約100億円増へ 今年度は約700億円、活用促進が課題
▽税収上振れで財源が増える異例の状況、全国キャラバン実施中
◆「建築設計三会」を構成する日事連が国と木材利用協定を締結
◆プラチナネットが「ビジョン2050」の加速化プラン示す
◆カード・ボードゲームが一堂に、『遊戯性教材』体験会を開催
◆世界初の24階建て純木造超高層ビルを想定し建築技術検証
◆自衛官の再就職先に農林水産業を、全森連らが「申合せ」締結
◆ドローン調査の得失を現場目線で検証─振興会のグループが論文まとめる
【小坂善太郎・林野庁長官に就任の抱負を聞く】
▽低層非住宅の木造化なども推進、脱炭素化は「追い風になる」
▽改正森林経営管理法を活かして地域の人々の森林づくりを進めていく
▽課題もあればチャンスもある、「種を蒔かないと何も始まらない」
【中央団体総会シーズンの動き】
◆40周年記念行事開催─機械プレカット協
◆新部会長に細田宗嗣氏──林経協青年部会
◆3部会中心に活動展開─木のいえ一番協
◆専務に井口氏、10周年祝う─木質バイオ協
◆JAS国産品の拡大目指す──ペレット協
【遠藤日雄のルポ&対論】
儲かる林業を実践するメジャーフォレストリー・下
▽林業が盛んではない福岡県で“地の利”を活かして事業拡大
▽中山リサイクル産業G(グループ)の一員としてシナジーの発揮を目指す
▽協力会社と年約2万m3生産、伐採・造林の一貫作業を徹底
▽福岡銀行と日本公庫が資金支援、「集約化モデル事業」に採択
【地方のトピックニュース】
◆塩尻市と木曽町の廃校を再利用し合板生産 ツミカサネが来年秋の本格稼働を目指す
▽青野社長「量産型とは全く別のスケールで循環利用を目指す」
◆木曽青峰高が新入学生を全国募集、森林環境・インテリア科で
◆神戸市が「森林官」の継続採用を検討、森林部署を拡充
北海道森連が「森のしごと帖」開設、総合的な情報発信目指す
◆高知県立林業大学校が8月2日に夏のオープンキャンパス開催
◆神奈川県が社会人経験のある林業職員募集、3名を来春採用
◆8月27・28日に「林業機械イノベーションフェスタin大分」
◆8月18日まで「広島県木造建築セミナー」への参加者募集中
【学校林を活かす!】
「慶應の森」を育てて校舎の木質化などを推進
▽「1本の木を余すことなく利用」し新校舎「三田北別館」竣工
▽全国の7県・15か所に162ha、活動の中心は「志津川山林」
【りんせいダイアリー300秒】
◆鳥取・静岡で「林業DXワークショップ」
◆林業経営推奨行事の大臣賞に新宮商行など
◆11・16「こどもの森づくりフォーラムin奈良」
◆「都市木造建築技術実証事業」実施者募集
◆道産木材や木質バイオマスの相談窓口開設
【新刊紹介】
森林施業プランナー協会編
『森林施業プランナーテキスト 令和7年度版』
【人事・消息】
人事・消息 住友林業が中大規模木造推進部新設、部長に坂牧氏
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日本林業調査会(J-FIC)
日本森林林業振興会