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人間科学叢書 47

ローマ教皇庁の歴史

古代からルネサンスまで

著:ベルンハルト・シンメルペニッヒ
訳:甚野 尚志

紙版

内容紹介

古代ローマのキリスト教信徒共同体から教皇庁の基盤が確立した15世紀までの通史。政治・教義・法・制度・典礼史を説き,教皇庁の経済的社会的な側面から教皇及び補佐役たちの思考・心性までも考察した。現在,世界中で最も読まれている中世教皇庁史の概説書。

目次

序 文
1章 コンスタンティヌス大帝期までのローマのキリスト教信徒共同体
2章 テオドリック大王没時(526年)までの教皇とローマ
3章 ビザンツ支配下の教皇権(774年まで)
4章 カロリング朝支配下の教皇権(774~904年)
5章 ローマ貴族の影響下の教皇権(904~1046年)
6章 いわゆる「叙任権闘争」期の教皇権(1046~1123年)
7章 教皇の権威の構築(1124~98年)
8章 権力の絶頂期の教皇権(1198~1303年)
9章 アヴィニョン教皇庁時代(1303~78年)
10章 シスマと改革(1378~1447年)
11章 再興とルネサンス(1447~1534年)
まとめと展望

著者略歴

著:ベルンハルト・シンメルペニッヒ
1938年ベルリンに生まれる。1982年からアウクスブルク大学中世史教授,2003年に退職し名誉教授。専門は中世教皇史
訳:甚野 尚志
1958年生まれ,現在早稲田大学文学学術院教授

ISBN:9784887084322
出版社:刀水書房
判型:A5
ページ数:459ページ
定価:6000円(本体)
発行年月日:2017年11月
発売日:2017年12月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMB