日本語版への序
Ⅰ 解釈枠組み
１ 社会科学上のパラダイム
社会科学のパラダイム／ハンガリーの社会科学思想
２ 社会史叙述と時期区分
国制史・政治史に基づく時期区分／経済史と制度変革／社会史と制度変革
Ⅱ 人口―時間と空間の中で
１ 性別と世代
人口動態／家族
２ 定住地の構成と都市の階梯
新歴史地理学と定住地のヒエラルキー／人々の移動
Ⅲ 構造と軸
１ 職業活動構成
２ 財産・所得配分
農業における／工業における／知的職業における／貧困者と高額納税者
３ 地位とプレスティジ
貴族／敬称／「紳士」／農民と奉公人
Ⅳ 参加と支配
参加／官僚制化
Ⅴ 文化の成層構造
１ 文化と生活様式
住居／服装
２ 文化とエスニシティ
宗派／ネイションとナショナリティ／アカルチャレイションとアシミレイション
Ⅵ 中間階級の心性をめぐる諸問題
Ⅶ 定位と移動
学校教育／移動と定位／参入移動
訳者あとがき・参考文献・索引
