ものが語る歴史 36
古墳の方位と太陽
著:北條 芳隆
紙版
内容紹介
太陽の運行や周辺の山々との関係などにより古墳の方位が規定されていた状況を論証し、古墳時代を読み解くための新たな視座を提供する。
目次
序章 正方位と民俗方位
第1章 古墳と方位にかんするこれまでの研究
第2章 英国ストーンヘンジとの比較
第3章 弥生・古墳時代への導入
第4章 風水と火山信仰
第5章 大和東南部古墳群
第6章 唐古・鍵遺跡と年間の日の出方位
第7章 平原1号墓と日の出農事暦
終章 前方部とはなにか
附論 観測者の位置情報と年月日から過去の日の出(日の入)の時刻と方位角を算出する方法(文責:吉井理)