出版社を探す

愛蔵版おはなしのろうそく 12

雌牛のブーコラ

編:東京子ども図書館
絵:大社 玲子

紙版

内容紹介

愛蔵版おはなしのろうそくシリーズは、日本をはじめ世界各地の昔話、創作物語、わらべうた、手遊びなどを約10編ずつ収めたアンソロジーです。元になっているのは、子どもたちにお話をとどける語り手用のテキストシリーズ「おはなしのろうそく」(現在32まで刊行、48年間の総発行部数182万部)。この愛蔵版は、子どもたちが自分で楽しめるよう、文字を大きくし、魅力的な挿絵をたっぷり入れた小型のハードカバー本です。12巻目の本書は、「おはなしのろうそく」23と24巻を合わせた内容で、10編を収録。図書館・学校はもちろん、文庫や幼稚園、保育園、家庭などでの読み聞かせにもご活用ください。

目次

○はじめに――おねがいふたつ ○マッチ売りの少女(ハンス・クリスチャン・アンデルセン作/荒井督子訳)○鳥になりたかったこぐまの話(アデールとカトー・ド・レェーエフ作/中尾 幸訳)○絵姿女房(日本の昔話/関 敬吾再話 松岡享子編)○コヨーテとセミ(北米先住民の昔話/小林いづみ訳)○海の水はなぜからい(ノルウェーの昔話/伊藤悦子訳 東京子ども図書館編)○雌牛のブーコラ(アイスランドの昔話/内藤直子訳)○わらべうた ふたつ ○腹のなかの小鳥の話(アイヌの昔話/金田一京助、荒木田家寿再話)○おやふこうなあおがえる(朝鮮の昔話/東京子ども図書館編)○九人の兄さんをさがしにいった女の子(フィンランドの昔話/松岡享子訳)○あとがき

著者略歴

編:東京子ども図書館
東京子ども図書館は、子どもの本と読書を専門とする私立の図書館です。1950年代から60年代にかけて東京都内4ヵ所ではじめられた家庭文庫が母体となり1974年に設立、2010年に内閣総理大臣より認定され、公益財団法人になりました。子どもたちへの直接サービスのほかに、“子どもと本の世界で働くおとな”のために、資料室の運営、出版、講演・講座の開催、人材育成など、さまざまな活動を行っています。
絵:大社 玲子
山口県生まれ。絵本・児童書のさし絵画家。翻訳家。さし絵に『なぞなぞのすきな女の子』(学研プラス)『番ねずみのヤカちゃん』(福音館書店)、『みしのたくかにと』(こぐま社)等多数。訳書に『くろて団は名探偵』(岩波少年文庫)等。

ISBN:9784885690617
出版社:東京子ども図書館
ページ数:184ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YDC