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BEYOND

23歳でグローバル企業のSDGs責任者に就任したZ世代リーダーが伝えたいこと

著:小杉山 浩太朗

紙版

内容紹介

あまりにも多くのケガを負ってしまった世界。

2030年ーSDGsの先にあるウェルビーイングとは?


Z世代である著者は、日本の有名一貫校を飛び出して世界各国から生徒が集まるカナダの高校へ進学、さらにニューヨーク大学在学中は、NY3年、スペインで1年を過ごし、国際問題の根本的解決のため、国連やNGO、企業でさまざまなアクションを展開。2019年には世界のユースリーダー代表として国連本部での各国大使とのパネルに招待された経歴を持っています。

本書の前半は、多様な価値観に接しながら成長した著者が現在の考えにいたるまでの多くの経験談を紹介し、後半は、入門者にもわかりやすく、話題のSDGsの表面的な事象だけでなく、歴史的・経済的な背景を踏まえた本来の意義と、SDGs達成に欠かすことのできない存在である企業のあるべき姿とその道筋について解説し、いまから7年余り後に訪れる2030年のその先にあるべきより良い世界を実現するためのビジョンを希望をもって提示します。
現在は、グローバル企業でSDGsを根幹にした企業のあり方を実現すべく、サステナブル・トランスフォーメーション(SX)責任者として活躍中の若きZ世代リーダーの強いメッセージを伝える1冊です。

目次

プロローグ

ⅠBeyond“Normal”-私のコンパス
 ・幼少期のきっかけ
 ・9歳と13歳の時に考えた生きることの意義
 ・学ぶことの意義

ⅡBeyond Borders-もしも世界が160人の森だったら
 ・ノーベル平和賞受賞者の想いを受け継いで
 ・世界から日本を見つめて考える「教育」

ⅢBeyond Campus-アメリカ、スペイン、カナダ、日本でのリアルな学び
 ・僕にとっての「世界一の大学」って何だろう?
 ・いきなり企業のCEOに

ⅣBeyond 17Goals-SDGsの本質を考える
 ・グローバル企業のSDGs責任者になってみて
 ・あまりにも多くの怪我を負ってしまった世界という1つの体
 ・傷口に絆創膏を貼るのではなく、なぜ怪我をしたかに対処する必要性
 ・対岸の火事、それとも対顔の火事?

ⅤBeyond Revenue-SDGs時代をリードしていく企業とは
 ・「SDGsを体現する」とはどういうことか
 ・ESG投資を目当てにSDGsを取り入れることの違和感
 ・SDGsウォッシュとリアルSDGs企業
 ・答えなんてない、答えは創るもの
 ・理想でしょ、というあなたに
 ・SDGs時代のリーダーとは

ⅥBeyond 2030-SDGsのその先へ
 ・Making the future work for everyone-SDGsは目的ではなく、過程である
 ・Great Reset、資本主義2・0らに体現される人間社会の新たなビジョンの必要性
 ・Beyond SDGs-Comprehensive Wellbeing
 ・Beyond SDGs,Comprehensive Wellbeingの時代を生きるにあたり

著者略歴

著:小杉山 浩太朗
1997年東京生まれ。2014年、世界中から各国代表生徒が集うユナイテッドワールドカレッジ(UWC)カナダ校へ進学。2016年ニューヨーク大学(NYU)へ進学し、ニューヨークで3年、マドリッドで1年を過ごす。国際問題の根本的な解決のために、国連やNGO、企業などとさまざまなアクションを展開。2019年には世界のユースリーダー代表として国連総会議長より国連本部での各国大使とのパネルに招待されている。2020年7月よりアデコグループにおいてSDGsを根幹に反映した企業の在り方を実現すべく、サステナブル・トランスフォーメーション(SX)の責任者として活動する傍ら、企業や個人へのコンサルティングや研修も行っている。

ISBN:9784884971359
出版社:東急エージェンシー
判型:A5
ページ数:280ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2022年05月
発売日:2022年05月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCA