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昭和20年、敗戦した日本は、ひたすら経済活動に専念し世界が驚くほどの見事な復興を成し遂げました。それは時代の要請でもあり、その選択は間違いなかったと言えます。しかし国の守りを放棄したそのツケが、今、日本の安全を脅かしています。
日本は危機の中に、あると言えます。
なぜそのような日本になってしまったのか。その要因を説明しながら、今の日本に何が必要かを解き明かしています。
その１つのキーワードが「自立連携」。国家の自立には経済力、自衛力、抑止力が必要です。また現在の世界情勢では、日本一国で日本の安全を守ることはできない状況にあります。それで必要なのが思想を共有できる国との連携です。
政治家の最大の使命は、国を守り国民のいのちを守ること。
組織は、トップの姿勢で運命が決まる。
政治家には、国の安全を守る当事者として、利他の心の実践者として、誇りを持って日本の未来を指し示す国家ビジョンを国民に示して欲しいと、政治家、国民に、今、必要な考え方、なすべきことを提言しています。

はじめに― 為政者よ、利他の心に徹する政治改革の実践者たれ!!
第一章　国家もあらゆる組織もそのトップでその存亡が決まる
〈Ⅰ〉我が胸中を語る!!　税理士として日本人として!!
〈Ⅱ〉政治が役割を果たしていない!!
〈Ⅲ〉個の思想に毒された政治家!!
〈Ⅳ〉批判を怖れて何もしない政治屋!!
〈Ⅴ〉政治を馬鹿にしたら国家は滅びる!!
第２章　日本国家再生の鍵を握るのは国家国民を思う政治家の決断と国民の意志なり!!
〈Ⅰ〉国のリーダーに国家観のない悲劇
〈Ⅱ〉こんな日本に誰がした
〈Ⅲ〉国益を捨てた政治家たち
〈Ⅳ〉為政者は国家ビジョンを描け
〈Ⅴ〉政治家よ、責任を他に転嫁するな
第３章　日本国家再生の経営維新　それは日本の未来の国家と子孫のために　福祉ビジョンを示す国家再生の時としよう
〈Ⅰ〉少子高齢化社会の社会保障制度改革　財政再建はあと、共助社会を建設せよ!!
〈Ⅱ〉税制と財政の健全化による国家再生
〈Ⅲ〉集団的自衛権法制化の誕生で日本は世界に安全と防衛を誇れ
〈Ⅳ〉日本国家再生は国家運営の担い手である政治家のヘッドシップ、リーダーシップ、腕力シップの三大改革で決まる!!
〈Ⅴ〉武士道が国家再生を可能にする日本人の心なり!!
第４章　日本国家国民に光を照らす憂国の対談　日本の自立連携が日本を守り世界の平和に貢献する
政治家も国民も思考が個に傾き国家ビジョンが描けない
政治家には「税制は国家の背骨」の本質を理解してもらいたい
長期政権が可能にした２回の消費税アップの意味
志なき政治家、主体性のない政治家では国の存立は危うい
二つの頼りすぎを止め日本は「自立連携」の国づくりを
租税正義には国家を守るという大前提がある
サプライチェーンは日本全体の経済活性化の重要テーマであり日本の経済安全保障である
日本は安全と防衛をアメリカに依存し日米経済戦争では敗け続けてきた
人は支え合う象形文字　スマホ人間になっては夢も描けない
憲法改正は政治家のきめ細かな問題提起にかかっている
国を守り国民の命を守ることは政治の使命、今こそ備えの時である
ライフサイクルアセスメントは国家、企業の社会的使命
今後は世界的に人権問題が国の運命を左右することになる
第５章　税理士として、日本人として国家をノックする!!　日本国家再生　コロナ禍に負けない日本維新改革の担い手として
〈Ⅰ〉国家の背骨、政治の鏡である税と税制を正し、国を守り、誇りを取り戻す!!
〈Ⅱ〉「武の心」とは「公の心を持って生きること」
〈Ⅲ〉政治家の気の緩みは、まさに国家の命取りに!!
〈Ⅳ〉今こそ真に必要な政治行政の戒め　それは旧二本松潘の「戒石銘」の教えを知ることなり!!
〈Ⅴ〉教育勅語を日本人教育の基礎に
おわりに ― 為政者も国民も国を守る当事者である

著：神野宗介
法学修士、尚美学園大学大学院 教授（元）、税理士、経営参与士、社会保険労務士、行政書士
昭和１６年６月、福島県二本松市に生まれる。昭和４０年３月、中央大学商学部卒業。昭和４０年８月、税理士試験合格。昭和４１年２月、神野税務会計事務所開設。昭和４５年６月、株式会社ＴＫＣ入会。昭和５１年１月、株式会社日本パートナー会計事務所設立、代表取締役社長就任。平成１４年３月　中央大学法学部大学院法学研究科博士号修士課程修了。平成１９年４月　尚美学園大学大学院　総合政策研究科教授　就任。
現在
㈱日本パートナー経営参与事務所　代表取締役
日本パートナー税理士法人　代表社員
日本パートナー社会保険労務士法人　代表社員
日本パートナー行政書士法人　代表社員
㈱JPA国際コンサルタンツ　代表取締役会長
㈱パートナーバンク２１　代表取締役会長
一般社団法人　日本租税正義研究学会　会長
一般社団法人　日本経営参与協会　会長