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神の心 剣の心

初太刀一本 千本の価値 相手と気持ちが一緒になる 自他不二が森島範士の剣道哲学

著:森島 健男

紙版

内容紹介

森島範士は「初太刀一本 千本の価値」「打たれなくとも、心が動いたら負けと思え」「当たり前のことを当たり前にやれ」という先師の教えを守り実践してきた。剣道の本質について切々と語られている。剣道は勝ち負けではなく、相手と一つになる、相手と気持ちが一緒になる、「自他不二」が森島範士の剣道哲学の根幹。それをまとめたのが本書である。新たに「日本伝剣道の極意 ”乗って制す” 」「私の好きな言葉」なども収録。

目次

・序  :乃木神社宮司 高山 亨(現名誉宮司)
・第一部:講演録 神の心 剣の心
     新道とのかかわり/神人一如/道場と神棚/乃木精神の継承と実践/剣道上達の三要件/これからの課題・三つの実行/一源三流/
     道場訓・五戒
・第二部:口述録 剣の修行 心の修行
     一、剣道が目指すもの
     二、剣道上達の秘訣
     三、静坐のすすめ
     四、稽古の法則
・第三部:随想録 初太刀一本の精神
     一、剣道の原点は ” 眞剣勝負 ”
     二、山道に迷ったら元のところへ戻れ
     三、朝に紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり
     四、本質から外れたら剣道は自滅する。
     五、初太刀一本にすべてを調和させる
     六、打たれなくとも、心が動いたら負けと思え
     七、初太刀一本が剣道の生命
     八、日本伝剣道の極意 ” 乗って制す ”
     九、私の好きな言葉
・第四部:追悼 森島健男先生
     信念の人・忍耐の人・努力の人  梯 正治
     心に刻む「剣道の修行に終わりはない」 坂口 竹末

著者略歴

著:森島 健男
大正十一年熊本県生まれ。国士舘専門学校から警視庁に奉職。全剣連創立二十周年記念全国選抜八段優勝。全日本剣道連盟副会長、同相談者、警察大学校教授などを歴任。警視庁剣道名誉師範。明治大学剣道部名誉師範。明治神宮至誠館名誉範士。乃木神社尚武館道場名誉師範。剣道範士(剣道九段返上)、令和二年八月十六日逝去。

ISBN:9784884584290
出版社:体育とスポーツ出版社
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2021年08月
発売日:2021年09月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SR