一、自分の持っている100パーセントの技術で打突する
平野勝則 こだわりの武道具店主がこだわりで臨んだ八段審査
石田利也 長所と短所を知る。ノートに書きとめ微調整をくり返した
稲富政博 根拠のない打突は戒める。説明できる一本を求め続けた
小山正洋 99%の定石と1%の個性。個性を発揮するために取り組んだ三つのこと
山村勝弘 構えから正しい打突をくり出す。100本の面打ちを稽古の目標とした
近藤 亘 なにを打つかよりいつ打つか。機会の見極めに重点を置いた
髙橋 亮 中心を攻めて打ち切る。右手親指の操作と左腰の運用を工夫
緒方仁司 挑戦25年、30回目で合格。不合格の翌日から稽古に取り組んだ
江島良介 勤務地は剣道愛好者ゼロの離島。稽古の継続をキーワードにする
三好伸二 1日15分を1日数回。100本の面打ちをくり返す
佐藤孝康 体調管理を徹底。審査に集中するため職を辞す
内濱誠志 求めた中心を割って打ち切る面。左拳を口元まで上げて一拍子で打つ
林 勝幸 見直した素振り。下半身始動で空間打突が変わった
入舟忠司 いつも気持ちを剣道に。365日竹刀を握らない日をつくらない
三浦順一 過去10回不合格。剣道の要素を根本的に見直した
栗崎敬一 キレのある打突は下半身から。稽古ができない日はウォーキングを励行
金子信仁 より強く、より速く、より遠くへ。くり返した40分間の基本稽古
長納憲二 自分に合った剣道目標マップを作成した
八木沢 誠 剣先は低め中結付近に。我慢を覚え機会が見えてきた。
阿部壽和 初太刀の面を常に意識。集中力が格段にアップした
二、『五輪の書』から我慢することの大切さを学んだ
宮戸伸之 先生方の教えを守り自分流の確立に取り組んだ
嶌末秀一 集中力を切らさず、妥協しない一本を求めた
吉田泰将 気合を出すタイミングが大事。声の質を意識した
鎌田 進 無理な攻め、無駄打ちはしない。打突の機会は逃さない
吉田博光 苦手意識の克服よりも気を錬る意識を大切にした
矢野信広 攻めた時に技を出す意識。懸かる稽古と一人稽古の継続
田中康宏 得意技を磨き、いつで打てる自信と安定感が持てた
都合康弘 64歳から八段挑戦。健康な体づくりに励んだ
飯田茂裕 一歩踏み出す勇気が合格への一歩につながった
松下悦郎 腰を意識した打突。冴え・勢いが生まれた
阿部昭彦 いかに無駄打ちをなくすか。出頭技を重点的に取り組んだ
小山則夫 審査では技よりも肚を決める、充実感を心がけた
安田 勉 正しい構えが打てる構え。左拳の位置、足幅に気をつけた
桑原慶二 初太刀とは出頭技ではない。先を取る中味を工夫研究した
中村福義 二次7回失敗。打たない勇気で合格した
伊藤好晴 自分に負けない気持ちを継続させることが合格への道
山畑阿威麿 剣道もシャッターチャンスも同じ。相手との間が大事
笠谷浩一 質の高い剣道を目標に取り組んだ9つのこと
工藤一夫 理容業のオーナー71歳、挑戦18年、38回目で大願成就
三、試合で「先の気」と「懸かる気」を錬った
松本政司 失敗から学ぶ。相手を生かし、自分も生きる境地
大芝信雄 40年間、週1回の稽古。課題を決めて取り組んだ
重松公明 打突よりも技を出す過程を大切にした
岩熊昌毅 切り返しを工夫。正しい姿勢で打突できるようになった
中本敏明 潜在能力を発揮するために取り組んだ6つのこと
田頭啓史 2分を組み立てる。2分間集中力を切らさない
田中久夫 打つ機会を重要視。真の一本を追い求めた
佐藤忠彦 日本剣道形で事理一致を目標とした
岩男征夫 犯人検挙と打突の機会は同じ。目玉が少し大きくなる
赤木 茂 心の構えが重要。緊張感と集中力を大切にした
遠藤寛弘 目標は基本の完全習得。左足ひかがみ、湧泉を意識
米元益雄 法定の型がわたしの剣道を変えた
岡見浩明 手元を上げず乗って打つことを心がけた
平田富彦 古流で肚がすわり相手の起こりが見えるようになった
坂田秀晴 動揺しない、さがらない。我慢の中から技を打ち切ることを心がけた
佐藤 誠 求められている技倆の情報収集と分析。つねに質の高い稽古を求めた
岡嶋 恒 無理なく、伸びやかで勢いのある打突を求めた
横尾英治 2分間の「起承転結」。限られた時間で自己表現を意識
櫻井智明 52歳、初挑戦で合格。七段合格後、積極的に基本稽古
安部美知雄 今なにをすべきか。意識改革し稽古に取り組んだ