日本近現代史の“教育遺産”から学ぶ
教え子をふたたび戦場に送らないために
著:松村 忠臣
紙版
目次
序文―世取山 洋介
はじめに
第1部 戦前の国家主義教育
1.近代国家成立から始まった「立身出世・競争主義」の教育
2.反戦・平和・民主主義教育の新たな水脈
3.沖縄における皇民化教育への抵抗の高まり
4.戦争と生活危機のなかで
第2部 戦後の教育―二つの流れのせめぎ合い
1.憲法・教育基本法の制定と教育の民主化
2.国民教育運動の新たな発展
3.〝勤評は戦争への一里塚〟―戦後最大級の国民的教育運動へ発展
4.「たたかい学ぶ教師たち」…高知県教組のたたかい
5.高度経済成長と全国学力テスト体制
6.1970年代の政府・財界の教育戦略と教育国民大運動の発展
7.寝屋川の地域教育運動
8.労働戦線の右翼再編と日教組の右傾化
9.全日本教職員組合(全教)の結成と新たな教育運動の発展
10.子どもの権利条約批准運動の広がり
11.おわりに―安倍教育再生と国民教育運動の課題(未完)
あとがきにかえて―石井 佳宏・三好 惇二
資料・文献
ISBN:9784884162733
。出版社:せせらぎ出版
。判型:4-6
。ページ数:320ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2020年01月
。発売日:2020年01月25日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNB。