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グラフィック[経済学] 6

グラフィック 国際経済学

著:阿部 顕三
著:寳多 康弘

紙版

内容紹介

国際経済学における基本的なテーマを精選し,初学者が基礎となる知識や考え方を着実に身に付けられるよう解説した入門教科書.第I部では国際貿易と貿易政策を,第II部では国際金融と国際マクロ経済を扱う.より発展的なトピックについてはWebに補論を置いて,理解度に応じて学習できる構成とした.左頁に本文解説,右頁に対応した図表や数値例や囲み記事を配した見開き形式・2色刷.

【主要目次】国際貿易の基礎/生産技術と貿易/生産要素の供給量と貿易/政策評価の基礎/貿易政策の経済効果/貿易・投資の自由化/国際収支とGDP/外国為替市場と為替レート/為替レートの決定/GDPの決定/GDPと利子率の決定/国際資本移動とマクロ経済政策

目次

第I部 国際貿易・貿易政策
1 国際貿易の基礎
1.1 国際貿易のとらえ方
1.2 国内需要の決定
1.3 閉鎖経済
1.4 自由貿易と貿易利益

2 生産技術と貿易
2.1 生産技術と得意な生産
2.2 貿易パターンの決定要因
2.3 閉鎖経済・自由貿易と貿易利益

3 生産要素の供給量と貿易
3.1 生産要素の豊富さと集約性
3.2 貿易パターンの決定要因
3.3 貿易と所得分配

4 政策評価の基礎
4.1 国内需要・国内供給と開放経済
4.2 需要曲線と消費者の利益
4.3 供給曲線と生産者の利益
4.4 自由貿易下の利益

5 貿易政策の経済効果
5.1 輸入関連の貿易政策
5.2 関税の経済効果:小国の場合
5.3 輸入数量制限の経済効果:小国の場合
5.4 国内生産補助金の経済効果:小国の場合

6 貿易・投資の自由化
6.1 多角的貿易自由化
6.2 地域貿易協定による貿易自由化
6.3 国際資本移動と国民総所得
6.4 資本市場の需要と供給
6.5 国際資本移動の自由化と国民総所得

第II部 国際金融・国際マクロ経済
7 国際収支とGDP
7.1 国際収支統計
7.2 開放経済のGDPとGNI
7.3 経常収支の関連式

8 外国為替市場と為替レート
8.1 外国為替市場とは
8.2 いろいろな外国為替取引
8.3 為替相場制度の種類と概要
8.4 為替レートと経常収支

9 為替レートの決定
9.1 金利と為替レート
9.2 為替リスクと為替レート
9.3 物価水準と為替レート

10 GDPの決定
10.1 閉鎖経済下のGDPの決定
10.2 開放経済下のGDPの決定
10.3 輸出の経済効果

11 GDPと利子率の決定
11.1 財市場におけるGDPと利子率
11.2 貨幣市場におけるGDPと利子率
11.3 GDPと利子率の同時決定

12 国際資本移動とマクロ経済政策
12.1 為替相場制度とマクロ経済
12.2 小国開放経済の均衡
12.3 変動相場制でのマクロ経済政策
12.4 固定相場制でのマクロ経済政策

著者略歴

著:阿部 顕三
阿部 顕三:中央大学教授 経済学博士
著:寳多 康弘
寳多 康弘:南山大学教授 博士(経済学)

ISBN:9784883843794
出版社:新世社
判型:A5
ページ数:288ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2024年01月
発売日:2023年12月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCL