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医療機関の「働き方改革」を 踏まえた労務マネジメント

著:額賀 康宏

紙版

内容紹介

 2024年春、医師の時間外労働の上限規制をはじめとする法規制が施行されます。これに伴い、すべての医療機関は医師の労働時間短縮に向けた働き方改革を推進しなければなりません。それに伴い、医療機関において人事労務管理の大きな変更が必要となります。
 本書は、医師の働き方改革関連法の説明より、医療機関の労務マネジメントを行う上での参考となる制度・仕組み作りの参考となることを目的として書かれています。労務マネジメントは、労働基準法をはじめとする各種法規制に基づいて行われ、法に基づいて運営するには関連する判例を知ることが重要です。これらを熟知し労務マネジメントを行うことが、働き方改革を実現するのに有用だからです。
 社会保険労務士で医療労務コンサルタントの著者による、実践面を重視した、医療機関の働き方改革実践に向け参考となる一冊です。

目次

第1章 医師の「働き方改革」で求められる取組みとその成果とは
第2章 医療機関における労務管理
第3章 労務管理に関する代表的な判例
第4章 よりよい労務管理が出来る環境をつくるために

著者略歴

著:額賀 康宏
昭和55年(1980)生まれ。茨城県出身
平成16年(2004)慶應義塾大学文学部卒
その後、医療機器メーカーにて人事、経理、薬事の業務に携わる
平成25年(2013)社会保険労務士取得
平成26年(2014)医療労務コンサルタント認定
令和2年(2020)愛知学院大学大学院法学研究科博士前期課程修了
現在、社会保険労務士事務所Bricks&UKにて、医療機関をはじめ多数のクライアントの人事労務問題相談顧問を担当する。

ISBN:9784883726097
出版社:日本生産性本部
判型:A5
ページ数:153ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MBN