総論 ケルト学の理解のために/梁川英俊
第1章 古代ケルト人の紛争解決と集会
:古代ケルト人の評議会に関する一試論/疋田隆康
第2章 アイスランドにおける『ブリタニア列王史』受容の諸相
:歴史とロマンスの狭間で/林 邦彦
第3章 妖精と「ケルト」、そのつながりから見えてくるもの
:ブリテン諸島におけるイメージ交錯の過程/辺見葉子
第4章 グウェンフランのいたブルターニュ
:「伝説」のバルドが創った「歴史」/梁川英俊
第5章 ヴィクトリア朝のケルト人はなぜ「黒かった」のか
:一九世紀のブリテン諸島におけるケルト人種論の展開/森野聡子
第6章 エルネスト・ルナンの「ケルト諸人種の詩歌」について
:ケルト人は「物のあはれ」を知るか/梁川英俊
第7章 マシュー・アーノルドにおける「ケルト的なるもの」の形成とその残影
:『ケルト文学の研究について』(一八六七年)再評価の試み/不破有理
第8章 近代日本における「ケルト」イメージの生成と「日本文学」
:ラフカディオ・ハーンの受容を起点として/鈴木暁世
第9章 新旧ウェールズ語訳聖書に見る継続性と現代性
:『ヨハネによる福音書』の動詞および動詞句構造の比較対照を中心に/小池剛史
あとがき
索引
注
参考文献
図版出典一覧