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さらに進化を遂げた新イングリッシュローズ！

世界に認められたまったく新しいスタイルのバラ「イングリッシュローズ」を知る最新版大型図鑑。新版となる本書では、作出者デビッド・オースチンが開発した、より上質でより好ましい品質を美しい写真と詳細な解説とともに収録。花も木も格段に美しくなり、耐病性、樹勢が向上した品種を紹介している。イングリッシュローズの歴史やバラの種類、ローズガーデンの紹介、バラの育て方や手入れの方法など、すべてのバラ愛好家と園芸家に役立つ情報が豊富。気品溢れるイングリッシュローズの世界をあますところなく堪能できる一冊。

はじめに
第1部　イングリッシュ・ローズの起源と特性
　1 バラ
　2 イングリッシュ・ローズとは
　3 イングリッシュ・ローズの先祖
　4 イングリッシュ・ローズの性質
　5 香り
　7 園芸植物としてのイングリッシュ・ローズ
　6 最初のイングリッシュ・ローズ
　8 庭のイングリッシュ・クライマー
　9 ローズ・ガーデン
　10 室内のイングリッシュ・ローズ

第2部　イングリッシュ・ローズの品種ギャラリー
　1 オールド・ローズ・ハイブリッド
　　バーバラ・オースチン／ブラザー・カドフィール／チャールズ・レニー・マッキントッシュ／コーヴェデイル／ダーシー・バッセル／エグランティーヌ／イングランズ・ローズ／フォールスタッフ／ジェントル・ハーマイオニー／ガートルード・ジェキル／ハーロウ・カー／ハイド・ホール／ジュード・ジー・オブスキュア／L.D.ブレスウェイト／レディ・オブ・メギンチ／メアリー・ローズ／ルドゥーテ／ミセス・ドリーン・パイク／ムンスティッド・ウッド／プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント／ローズムーア／ソフィーズ・ローズ／セントスウィザン／テス・オブ・ザ・ダーバーヴィルズ／ザ・カントリーマン／ザ・メイフラワー／スーザン・ウィリアムズ・エリス／ウィリアム・シェークスピア2000／ヤング・リシダス
　2 リアンダー・グループ
　　ア・シュロップシャー・ラッド／アラン・ティッチマーシュ／ベンジャミン・ブリテン／チャールズ・ダーウィン／クラウン・プリンセス・マルガリータ／ジェフ・ハミルトン／ゴールデン・セレブレーション／グレイス／ジェームズ・ギャルウェイ／ジュビリー・セレブレーション／レディ・オブ・シャーロット／モーニング・ミスト／パット・オースチン／サー・ジョン・ベッジャマン／スピリット・オブ・フリーダム／ストロベリー・ヒル／サマーソング／ティージング・ジョージア／ジ・アルンウィック／ジ・インジニアス・ミスター・フェアチャイルド
　3 イングリッシュ・ムスク・ローズ
　　アン・ブリン／バターカップ／キャリアド／シャルロット／コンテ・ド・シャンパーニュ／クロッカス・ローズ／グラハム・トーマス／ヘリテージ／レディ・エマ・ハミルトン／レッチフィールド・エンジェル／メイド・マリオン／モリニュー／ペガサス／ポート・サンライト／クィーン・オブ・スウェーデン／セプタード・アイル／スカイラーク／ティー・クリッパー／ザ・ピルグリム／ザ・シェパーデス／ザ・ウェッジウッド・ローズ／ワイルドイヴ／ウィーズレー2008
　4 イングリッシュ・アルバ・ハイブリッド
　　アン／コーデリア／スキャボロ・フェアー／ジ・アレキサンドラ・ローズ／ジ・アレキサンドラ・ローズ／ザ・レディーズ・ブラッシュ／ウインドフラワー
　5 その他のイングリッシュ・ローズ
　　フランシーヌ・オースチン／キュー・ガーデン／ロッキンヴァー／プリンセス・アン／タム・オ・シャンター／ワイルド・エドリック
　6 つる性のイングリッシュ・ローズ
　　クレア・オースチン／モーヴァン・ヒルズ／モーティマー・サックラー／スノー・グース／ザ・ジェネラス・ガードナー
　7 切花用のイングリッシュ・ローズ
シンベリン／ダーシー／ジュリエット／ミランダ／ペイシェンス／ロザリンド
　初期のイングリッシュ・ローズ
　　アブラハム・ダービー／アンブリッジ・ローズ／ボウ・ベルズ／ブレドン／カンタベリー／チャールズ・オースチン／チャーミアン／チョーサー／クリストファー・マーロウ／イングリッシュ・エレガンス／イングリッシュ・ガーデン／フェア・ビアンカ／グラミス・キャッスル／ハッピーチャイルド／ヘザー・オースチン／ヘブンリー・ロザリンド／ヘリテージ／ジャネット／ジョン・クレア／リアンダー／ルセッタ／キャサリン・モーリー／リリアン・オースチン／マリネット／メアリー・マグダリン／メイヤー・オブ・キャスターブリッジ／ミス・アリス／ノーブル・アントニー／オセロ／ピーチ・ブラッサム／ペルディータ／プロスペロ／ローズ・オブ・ピカーディ／シャリファ・アスマ／サー・エドワード・エルガー／サー・ウォルター・ローリー／シスター・エリザベス／セント・セシリア／スワン／スィート・ジュリエット／タモラ／ザ・ダークレディ／ザ・ナン／ザ・プリンス／ザ・プリオレス／ザ・リーブ／ザ・スクワイア／ワイフ・オブ・バス／ワイズ・ポーシャ／ウィリアム・モリス

第3部　庭のイングリッシュ・ローズ
　1 イングリッシュ・ローズの未来
　2 イングリッシュ・ローズの育て方

索引
イングリッシュ・ローズの商標権
写真提供

著：デビッド・オースチン
世界的に認められたまったく新しいスタイルのバラ「イングリッシュ・ローズ」の生みの親。長男のデビッド・J・C・オースチンとともに所有するデビッド・オースチン・ローゼズは、イギリス有数のバラ育種園で、シュロップシャー州アルブライトンにあるその育種園には、800種以上もの品種を有するローズ・ガーデンがある。毎年120万株以上のバラが販売用に栽培されているほか、世界有数のバラの育種プログラムも実施されており、8年もの選抜期間を経て新品種が毎年作出されている。1926年に生まれ、60年以上にわたりバラの育種や交配に携わってきた彼は、現在も育種園で精力的に活動中で、大半の時間を新種バラの開発に注いでいる。前著『デビッド・オースチンのイングリッシュ・ローズ』（産調出版刊）は英国でベストセラーとなり、ガーデン・ライターズ・ギルド賞を受賞した。2003年には園芸活動に対して英国王立園芸協会のヴィクトリア・メダル・オブ・オナーを授与され、英国王立バラ協会のディーン・ホール・メダルも獲得した。また、バラの育種に関する功績によってイースト・ロンドン大学から名誉修士号も授与されている。

訳：中谷　友紀子
京都大学法学部卒業。訳書に『うまくいく室内のカラー計画』『スパイススパ百科』（いずれも産調出版）など。

編集協力：平岡　誠
バラ屋店主。デビッド・オースチン社日本事務代理人。