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クルドの肖像

もうひとつのイラク戦争

著:朝日新聞「クルドの肖像」取材班

紙版

内容紹介

泥沼化するイラク戦争。湾岸戦争以後のあるクルド人家族の生き方を通して、国なき民の苦難とイラク戦争の側面を描く。朝日新聞連載に加筆、解説を加えた。写真多数。
 「クルド人は独自の言語・文化を持つ民族だが、祖国を持たない。ほとんどがイスラム教徒で、このうち4分の3はスンニ派、残りの大半がシーア派の12イマーム派とされる。トルコ南東部からイラクの北部、イラン北西部にかけてが主な居住地である。クルド人はそこを「クルディスタン」(クルドの土地)と呼ぶ。正確な人口は不明だが、約2500万人と推定されている。
 本書の主人公は、クルド人のアハマドー家である。一家の味わった苦難は、イラクのクルド人の歴史に重なる。彼らの歩みを通じて、イラク戦争のもうひとつの側面がみえてくるだろう」 ──本書「プロローグ」より。

ISBN:9784882028598
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:239ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2003年12月
発売日:2003年12月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JBF