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電池Book

著:神野 将志

紙版

内容紹介

今や「次代の産業のコメ」とも期待され、業種・業界、研究領域を問わず熾烈な開発競争を展開する「電池の世界」。また欧米ほか中国・韓国らとの国家産業の生き残り競争でもある「電池の世界」。「電子立国日本」ならぬ「電池立国日本」になれるか? 2019年ノーベル化学賞で日本の吉野彰氏が受賞したリチウムイオン電池はもちろん、電池の基本であるボルタ電池からポストリチウムイオン電池まで、豊富な図表とやさしい解説でわかる、エネルギー革命の基本と最前線!

目次

CHAP.1 電池の基本と開発史──電池ってなんだ!?
CHAP.2 身の回りのいろいろな電池──一次電池
CHAP.3 身の回りのいろいろな電池──二次電池
CHAP.4 産業の花形となったリチウムイオン電池
CHAP.5 全固体電池とポストリチウムイオン電池
CHAP.6 蓄電設備として期待されるフロー電池
CHAP.7 発電装置とも言える燃料電池
CHAP.8 太陽電池、そして原子力電池──物理電池
CHAP.9 コンデンサも立派な蓄電池

著者略歴

著:神野 将志
名古屋大学大学院卒業後、特許庁入庁。審査官として、有機化学、電気化学の審査を担当し、2019 年から審判官として有機化学、食品関係の審判を担当し、現在に至る。その間、北京大学大学院へ留学し修士課程を修了。日本知財学会員。平成29 年度のリチウム二次電池の技術動向調査の担当をした際、今後、エネルギーを生み出す、蓄えることに関する分野の発展が大切だと再認識し、理科が苦手な人でも読みやすい本を出してより多くの人にこの分野に親しんでもらおうと考える。

ISBN:9784881818763
出版社:総合科学出版
判型:A5
ページ数:232ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年10月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PNRH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TDC