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アカデミズムとジェンダー

歴史学の現状と課題

著:歴史学研究会編 有信 真美菜・大江 洋代・清水 領・芹口 真結子・高野 友理香・寺本 敬子・三枝 暁子 著

紙版

内容紹介

キャリア形成、結婚・出産の壁、さまざまなハラスメント——女性研究者が抱える「生きづらさ」の背景をアンケート調査・資料などをもとに明らかにするとともに、男性研究者を交えた座談会を収録し、困難な状況を共に克服する方途を探る。

目次

第Ⅰ部 女性歴史学研究者の現在
 第1章 女性研究者のキャリア形成をめぐる現状と課題
  1 大学・大学院におけるジェンダーをめぐる壁 
  2 非常勤講師のおかれている現状
  3 女性の「研究時間」をめぐる現状
  4 再生産労働と女性の「研究時間」 
  5 ハラスメントをめぐる現状 
 第2章 結婚・出産・育児と女性研究者
  1 女性研究者の就業と結婚・出産・育児
  2 世帯形成と妊娠・出産の壁
  3 育児支援とその不足
  4 女性と家庭をめぐるジェンダー・バイアス
第Ⅱ部  歴史学に参入する女性研究者の歴史
 第1章 女性が歴史学を研究するということ--西洋編
 第2章 女性が歴史学を研究するということ--日本編
第Ⅲ部 座談会――歴史学におけるジェンダー平等を展望する

ISBN:9784881161296
出版社:績文堂出版
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2022年05月
発売日:2022年05月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NH