天下布武への道
著:蜂須賀 剣
紙版
内容紹介
数字と史料が語る織田信長 うつけ、桶狭間の勝利、小牧山城築城、 天下布武の真実がついにあきらかに!!
織田信長については今更語るまでもない。
僧侶300 名を集めての父親の葬儀席上、髪は髷結わず茶筅に巻きあげ 袴も着けず、大小の刀を縄の帯にさし現れ、言葉も発せず、位牌に抹 香を投げつけて帰ってしまう。この場面を切りだしただけでも、唖然 とし、なぜ? の疑問が始まる。
そして周りの大人達から“ 大うつけよ" と陰口をたたかれたこの男 は数年後、尾張を統一し、今川の大軍を僅かな手勢で完膚なきまでに 撃破する。歴史上名高い「桶狭間の戦い」である。 “ うつけ" と呼ばれた男に何故このような戦が出来たのか。
それは彼 の天才性なのか、それともただ幸運に恵まれただけだったのか。
本書は信長の人生の内、家督相続後、前半の“ 天下布武" の印を使い始める15 年間について解説したものである。 史料『信長公記』を精査、別の史料と比較しながら、信長にまつわる “ 数字" を中心に、取り巻く“ 環境"(自然、政治、経済)、などから 活躍の舞台となった土台や、彼の下した数々の歴史的決断の背景を読み解き、新しい信長像に迫る1 冊
ISBN:9784880653778
。出版社:水曜社
。判型:4-6
。ページ数:440ページ
。価格:2500円(本体)
。発行年月日:2016年01月
。発売日:2016年01月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。