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アーツ・マネジメント概論

3訂版

編著:伊藤 裕夫
編著:片山 泰輔
編著:小林 真理

紙版

内容紹介

アートを最大限に活かすマネジメントとは何か。
文化施設の企画・運営に携わるすべての人必携テキストの三訂版が登場。
総ページ数は前作の304頁から400頁に増え、応用(実践)編は最新の事例を掲げ、新しく生まれ変わりました。

目次

序章アーツ・マネジメントを学ぶこととは
マネジメントと芸術(アーツ)の出会い
アーツ・マネジメントの具体的な展開他

《第I部基礎(理論)編》
第1章 芸術文化と社会
芸術文化の概念
芸術・人間・社会、その歴史的考察他
第2章 芸術文化と政策
芸術文化と国家 政策の対象としての芸術文化
戦後わが国の文化政策の変遷 ほか
第3章 芸術文化と法・制度
文化権の法的性格 文化政策の理念としての文化権
文化振興に関する法 他
第4章 芸術文化と市場経済
経済活動としての芸術文化 マクロ経済の中の芸術文化
芸術文化の需要と供給 他
第5章 芸術文化と組織経営
経営環境の分析 戦略的マネジメントマーケティングほか
《第II部応用(実践)編》
第6章 推進・支援機関とマネジメント
1.推進・支援機関とは
service orgaizationとしての推進・支援組織/同業者組織からの脱皮を図る芸団協/演劇鑑賞団体:「観る」側からの劇場づくり/文化・芸術活動を支援する助成団体 他
2.企業の文化支援とメセナマネジメント
「企業文化」という概念/日本における企業文化支援の歴史と、世界の動向/統計に見る日本の企業メセナの概要/メセナマネジメントほか
3.推進・支援機関としての文化行政
文化行政の現状/「文化」と文化資源/自治体文化政策転換の視点/政策転換の視点と「自治体文化政策のマトリクスモデル」ほか
第7章 文化施設のマネジメント
1.ミュージアムのマネジメント
コレクションのマネジメント/来館者に関するマネジメント/ミュージアム組織自体のマネジメント/ミュージアムのガバナンス
2.図書館のマネジメント 現状と課題
図書館は文化施設か/日本の図書館概況/環境の大きな変化 デジタル化/出版界と図書館情報政策
図書館のマネジメント
・資金獲得と予算執行・モノを持つ強みと弱み・図書館の専門家とは・図書館の制度
図書館の経営形態とガバナンス/文化情報資源政策と図書館
3.公立文化ホールのマネジメント
施設の存在意義/施設と指定管理者制度/施設の効用、有効性ほか
第8章 地域文化資源とプロジェクト・マネジメント
はじめに 地域文化資源と「文化マネジメント」
1・富山の地域文化とその継承の仕組み
2・取手アートプロジェクト
3・アートネットワークジャパンと、にしすがも創造舎
4・パシフィックミュージックフェスティバルPMFののボランティア活動
5・BankART1929と横浜市の取組

著者略歴

編著:片山 泰輔
静岡文化芸術大学大学院准教授

ISBN:9784880652191
出版社:水曜社
判型:A5
ページ数:400ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2009年04月
発売日:2009年04月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AB