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見て読んで学ぶ人体解剖生理学

改訂第2版

著:堀川 宗之

紙版

内容紹介

本書は,生体の仕組みをただ「こうなる」と暗記するのではなく,読者自らが“見て読んで学ぶ”ことで「なぜそうなるのか」を,筋道立てて理詰めに考えて理解するようカラー刷りの図表を駆使して解説した教科書.今回の改訂では,初版の章立てと節立てを踏襲しつつ,最新の知見を取り入れて加筆・修正し,図版の改訂を行うことでより一層の内容の充実を図った.

目次

第1章 はじめに
生命とは/解剖学と生理学/個体の構成/人体の外形と部位/体の面と方向および位置を示す用語

第2章 細  胞
細胞の化学的組成/細胞の構造/物質の移動/細胞の分裂と増殖/細胞の情報伝達/細胞の死

第3章 組  織
上皮組織/支持組織/筋組織/神経組織

第4章 血  液
血液成分/血球成分/造血(血球形成)/血球の寿命/血液凝固と線溶/血漿/血液型/体液

第5章 骨 格 系
骨の形状と構造/骨の発生/骨の連結/骨格

第6章 骨 格 筋
骨格筋の構造と形態/骨格筋系

第7章 神経と筋の興奮
細胞の興奮/静止電位の起源/活動電位の発生と局所電流/細胞外電位変化/刺激と興奮/興奮の伝達

第8章 筋の収縮
単収縮と強縮/等張性収縮と等尺性収縮/筋の収縮/神経筋接合部/平滑筋と心筋における興奮伝導

第9章 神 経 系
中枢神経の基本構成と機能/脊髄/脊髄の機能/脳幹/間脳/小脳と大脳基底核/大脳半球/脳波/意識と睡眠/学習と記憶/脳神経/自律神経

第10章 感 覚 器
感覚の一般的性質/視覚/聴覚/平衡感覚/味覚と嗅覚/体性感覚

第11章 心臓の構造と働き
血液循環と心臓の構造/心臓の電気的活動―心電図/心筋の興奮収縮連関/心周期/心拍数と脈拍数/心拍出量/心機能/神経による調節

第12章 脈管系と血液循環
血管系の構造/血管系/リンパ系

第13章 血圧と血流
血圧/臓器循環/血管運動の調節

第14章 リンパ系器官と免疫応答
胸腺/リンパ節/脾臓/扁桃と腸管付属リンパ組織/免疫応答/サイトカイン

第15章 呼  吸
呼吸器系の構造/呼吸の生理

第16章 腎と酸塩基平衡
腎臓の構造/細胞外液量の調節/酸・塩基平衡/尿路/排尿

第17章 消化と吸収
消化器系の構成/消化器の一般構造/消化器系の構造/消化の生理

第18章 栄養,代謝,体温
栄養/物質代謝/エネルギー代謝/体温調節

第19章 内 分 泌
内分泌系の一般性状/視床下部と下垂体/松果体/甲状腺/副甲状腺/副腎/膵臓/卵巣/精巣/胎盤/その他の内分泌器官/ホルモン関連物質

第20章 生  殖
男性生殖器/女性生殖器/妊娠

ISBN:9784880039312
出版社:真興交易医書出版部
判型:B5
ページ数:476ページ
定価:3800円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年11月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MB