出版書誌データベース

実臨床の知恵がたっぷり詰まった循環器領域のチート本が登場！

「循環器専門ではないけど、知識を得ておきたい」
という他科の先生や医療者の方々、
「これから循環器科で研修だけど、パッと見ることができて
わかりやすいものが欲しい！」というレジデントのみなさんなどには
とても役立つ１冊となるはずです。

高血圧症、不整脈、冠動脈疾患など
診察する機会の多い疾患・症状への対応、
特に初期治療の薬剤の種類や量をはじめとした多くのtipsが含まれています。

難しいと思われがちな循環器診療ではありますが、
この本をきっかけにぜひ、身近に感じられるようになってください！

【大人気「クイックリファレンスシリーズ」が、装丁を一新しリニューアル！
内容のわかりやすさは変わらずに刊行しています】

はじめに　3
本書のご利用にあたって　9
略語一覧表　10

１．高血圧症
①合併症のない高血圧　14
②冠動脈疾患（心筋梗塞後）を併せ持つ高血圧　16
③冠動脈疾患（狭心症）を併せ持つ高血圧　18
④慢性心不全(HFrEF)を併せ持つ高血圧　20
⑤慢性心不全(HFpEF)を併せ持つ高血圧　22
⑥心肥大を併せ持つ高血圧　24
⑦慢性腎臓病を併せ持つ高血圧　26
⑧糖尿病を併せ持つ高血圧　28
⑨高齢者の高血圧　30
⑩二次性高血圧　32
⑪妊婦の高血圧　34

２．不整脈
①心室性期外収縮（器質的心疾患のない場合）　36
②心室性期外収縮（器質的心疾患のある場合）　38
③上室性期外収縮　42
④発作性上室性頻拍症　44
⑤【慢性期】頻脈性心房細動（心拍数調節）　46
⑥発作性心房細動（洞調律維持）　48
⑦心房細動の再発予防　50
⑧非弁膜症性心房細動の抗凝固療法　52
⑨虚血性心疾患合併心房細動の抗血栓療法　54
⑩周術期の抗凝固療法（待機的な観血的治療の場合）　56
⑪心房粗動　58
⑫QT延長症候群　60
⑬房室ブロック　62
⑭洞不全症候群　64
⑮救急搬送を要する不整脈　66

３．冠動脈疾患
①労作性狭心症　68
②労作性狭心症（PCI後の血栓症療法）　70
③急性冠症候群（病院外での初期治療）　72
④急性冠症候群　74
⑤脂質異常症に対する治療（一次予防）　76
⑥脂質異常症に対する治療（ニ次予防）　78
⑦2型糖尿病と循環器疾患　80
⑧冠攣縮性狭心症　84
⑨心臓神経症　86

４．末梢動脈疾患
①急性動脈閉塞性疾患　88
②下肢閉塞性動脈硬化症　90
③重症下肢虚血　92

５．動脈疾患
①大動脈瘤　94
②大動脈解離（急性期）　96
③大動脈解離（慢性期）　98

６．血栓症
①深部静脈血栓症　100
②急性肺血栓塞栓症　102
③慢性肺血栓塞栓症　104

７．心不全
①LVEFの低下した心不全：Ⅰ　106
②LVEFの低下した心不全：Ⅱ　108
③LVEFの保たれた心不全 　116
④LVEFの軽度低下した心不全　118
⑤急性心不全への対応　120
⑥慢性腎臓病　124
⑦フレイルと心不全　126
⑧サルコペニアと心不全　128
⑨在宅緩和医療と心不全　130

８．心筋症
①閉塞性肥大型心筋症　132
②非閉塞性肥大型心筋症　134
③拡張相肥大型心筋症　136
④拡張型心筋症（二次性を含む）：１　138
⑤拡張型心筋症（二次性を含む）：２　140

９．弁膜症
①僧帽弁閉鎖不全症　142
②僧帽弁狭窄症　144
③僧帽弁狭窄症および機械弁置換術後の抗凝固療法　146
④大動脈弁閉鎖不全症　148
⑤大動脈弁狭窄症　150
⑥三尖弁閉鎖不全症　152
⑦三尖弁狭窄症　154
⑧肺動脈弁閉鎖不全症　156
⑨肺動脈弁狭窄症　158
⑩感染性心内膜炎　160
⑪人工弁置換術後の抗血栓療法　162

１０．鑑別診断
①胸痛　164
②息切れ　166
③呼吸困難　168
④動悸　170
⑤浮腫　172
⑥失神発作　174　
⑦眩暈　176
⑧背部痛　178
⑨不整脈　180
⑩冷汗　182

コラム
①急性心筋梗塞急性期の心室性期外収縮への治療　40
②新しい心不全治療薬：１　SGLT2阻害薬　82
③新しい心不全治療薬：２　ARNI　110
④新しい心不全治療薬：３　/fチャネル阻害薬，HCNチャネル遮断薬　112
⑤新しい心不全治療薬：４　sGC刺激薬　114
⑥慣れない「γ（ガンマ）計算」　122

図表一覧　184

監：新見 正則
新見正則医院 院長

著：福原 慎也
医療法人康和会えのもとクリニック