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図書館・文化・社会 5

図書館の社会的機能と役割

編著:相関図書館学方法論研究会
編著:川崎 良孝
他著:福井 佑介

紙版

内容紹介

それぞれの社会的・時代的背景のもとで、図書館はどのような役割を求められ、どのような機能を果たしてきたのか。
シリーズ〈図書館・文化・社会〉第5巻。

目次

ジョンソン報告(1916年)からラーネッド報告(1924)へ:カーネギー財団の変容と方向の設定(川崎良孝)

1950年代の文部省の「図書選定制度」をめぐる展開と日本図書館協会(福井佑介)

有山崧の図書館思想:図書館の機能・制度を中心に(三浦太郎)

「社会的インフラ」としての図書館:アーレントの「公的領域」論に基づいた考察(久野和子)

教育装置としての図書館:田中敬の排斥にみる近代日本図書館の思想(杉山悦子)

著者略歴

編著:川崎 良孝
京都大学名誉教授。
主な著書に、『アメリカ大都市公立図書館と「棄てられた」空間』(京都図書館情報学研究会)、『開かれた図書館とは』(京都図書館情報学研究会)、『社会的、政治的な問題と図書館の立場表明』(京都図書館情報学研究会)などがある。
他著:福井 佑介
京都大学大学院教育学研究科講師。
著書に、『図書館の倫理的価値「知る自由」の歴史的展開』(松籟社)、『近代日本のメディア議員』(共著、創元社)、『図書館研究の回顧と展望』(共著、松籟社)などがある。

ISBN:9784879844088
出版社:松籟社
判型:A5
ページ数:218ページ
価格:2600円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年07月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:GL