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ディアスポラの力を結集する

ギルロイ・ボヤーリン兄弟・スピヴァク

編著:赤尾 光春
編著:早尾 貴紀
他著:上野 俊哉

紙版

目次

はじめに

Ⅰ もうひとつの近代
 ディアスポラ再考 (上野俊哉)
 Could You Be Loved ? (ポール・ギルロイ)

Ⅱ ディアスポラの力を結集する
 【討議】ディアスポラの力を結集する──ギルロイ・ボヤーリン兄弟・スピヴァク
 (早尾貴紀/赤尾光春/浜邦彦/合田正人/上野俊哉/本橋哲也/鵜飼哲/田崎英明)
  第一セッション ユダヤ・ディアスポラとブラック・アトランティックの出会う形
  第二セッション ディアスポラとサバルタンの位相
 【コラム】ディアスポラとフェミニズム──ディアスポラ問題、女性問題、クィア問題、ユダヤ問題 (竹村和子)

Ⅲ シオンと格闘する者たち
 我が愛を審問する (ダニエル・ボヤーリン)
 エルサレムにのしかかる廃墟 (ジョナサン・ボヤーリン)
 【訳者解題】シオンと格闘する者たち (赤尾光春)

オルタナティヴな公共圏に向けて──『ディアスポラの力を結集する』解題 (早尾貴紀)

著者略歴

編著:赤尾 光春
 大阪大学非常勤講師/オックスフォード大学客員研究員(2012-13年)。ユダヤ文化研究。
 編著書に『ディアスポラから世界を読む』(早尾貴紀との共編、明石書店、2009年)、『シオニズムの解剖』(早尾貴紀との共編、人文書院、2011年)がある。
 訳書にジョナサン&ダニエル・ボヤーリン『ディアスポラの力』(早尾貴紀との共訳、平凡社、2008年)がある。
編著:早尾 貴紀
 東京経済大学教員。社会思想史、パレスチナ/イスラエル研究。
 著書として『ユダヤとイスラエルのあいだ』(青土社、2008年)、編著書として『ディアスポラと社会変容』(浜邦彦との共編、国際書院、2008年)、『ディアスポラから世界を読む』(赤尾光春との共編、明石書店、2009年)がある。
他著:上野 俊哉
 和光大学教員。文化研究、社会思想史、メディア論。
 主な著書に『ディアスポラの思考』(筑摩書房、1999年)、『アーバン・トライバル・スタディーズ』(月曜社、2005年)、『思想家の自伝を読む』(平凡社新書、2010年)がある。

ISBN:9784879843067
出版社:松籟社
判型:4-6
ページ数:352ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2012年06月
発売日:2012年06月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JBF