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いるまの動物風土記「加治丘陵さとやま自然公園」麓で暮らす

著:比留間一男

紙版

内容紹介

「加治丘陵」麓で、戦後の変遷を獣医として、畜産・農林業ともかかわりを持ちながら地域とともに歩んできた著者が、折々したためたものをまとめた。動物を通して見た入間の歴史。

目次

1章 入間は古代ロマンの里
 擬人化のネコ/シカの転落事故/おとしあな/赤道を越えるウシ/キジの親子/雄ブタの反撃/ついにクマ出没?/オイヌサマ/子ウシ脱走事件?簿/モリアオガエルの季節/鵺の声/災害とペットの同行避難/ニホンカモシカが定住?/ハチとの共生/他

2章 馬耳東風集
 漢字文化/国際森林年/アマテラス/ネコの足跡/オウム返し/渡来から未来へ/国宝の魅力/農民文学/祈りの島/縄文の魅力/草刈りヤギ/コロナの新年/若冲/他

3章 入間地方の産業動物
 1.地域畜産の背景 
 2.狭山飛行場の開設と終戦
 3.武蔵家畜市場が果たした役割
 4.畜産団地と地域の畜産
 5.技術と立地の展開

著者略歴

著:比留間一男
1937年、埼玉県入間市生まれ。獣医師。
動物診療と農林業に従事・公益社団法人埼玉県獣医師会所属・公立学校で講座を担当。県傷病野生鳥獣保護診療・加治丘陵さとやま自然公園保全に関与。全国家畜畜産物衛生指導協会専門委員、日本獣医師会雑誌コラム欄執筆を担当。日本獣医史学会評議員など。
著書『ふるさとの系譜』(1978)『二宮金次郎像と報徳訓碑』(2004)『上谷ヶ貫村誌考』(2008)『動物かかわり記』(2010)などがある。

ISBN:9784878914911
出版社:さきたま出版会
判型:A5
ページ数:224ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSV