出版書誌データベース

◆もくじ◆
１
・石臼　・麦秋　・年輪　・赤城おろしの吹く日　・渡し舟　・利根川のほとりで　・ぼろ　・木枯らし　・重いランドセル　・卒業式　・息子台風　・かぐや姫　・娘　・置き手紙　・この家で　・人間だもの　・石にもいのちがある　・ひなたぼっこ
２
・古い手紙　・昔のミルク調合表　・老父母を迎えて　・ある寒い日に　・母のぬくもり　・決断するとき　・用のすんだ赤ペン　・父の声　・出会い　・教え子と再会して　・父の手紙　・親展　・老いた母とのひととき
３
・いちばんすきなのは　・母という字に　・仔犬のこもりうた　・おかえりハムスター
あとがき

詩：吉田　房子
1932年　埼玉県に生まれる1971~95年　主婦の友通信教室でサトウハチロー、宮中雲子、若谷和子氏に師事1975年　「埼玉のむかし話」（埼玉県国語教育研究会編）より、合唱組曲「おさきの沼」を作詩（大澤壮吉作曲）1981年〜　木曜会に入会　宮中雲子、宮田滋子氏に師事1996年〜　社団法人　日本童謡協会　入会2007年　埼玉県立寄居城北高等学校校歌作詩（大澤壮吉作曲）2008年　詩集『大地はすごい』（銀の鈴社）2011年　第27回三木露風賞入賞2013年　詩集『まわしてみたい石臼』、『花詩集』（ともに銀の鈴社）現在、年刊童謡詩集「こどものうた」、「子どものための少年詩集」、「ポエムアンソロジー」、インターネット木曜手帖などに作品を発表している

絵：本田　あまね
1966年鎌倉生まれ。20代半ばより独学で絵を描き始める。仕事少々、個展多数。すばらしい絵画作品に出会う度に強く影響を受けスタイルも変化してきたが、近年老いるおアステルを使ったスクラッチ技法に定着。海外放浪で感じたインスピレーションおよび未踏の地へ馳せる想いが創作活動の原動力である。