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地球再生型生活記

土を作り、いのちを巡らす、パーマカルチャーライフデザイン

著:四井真治

紙版

内容紹介

生ゴミを堆肥に変え、土を肥やし、作物を育てる。人が暮らすことで、微生物や生きものの多様性が生まれ、その土地がより豊かになる。人間本来の役割を考え、これからの暮らし方を伝える、パーマカルチャーライフの入門書です。

目次

1章 人は地球のガン細胞なのか?
地球は巨大な生命体 ガイア理論
ウイルスは地球に免疫細胞
大量絶滅は進化のきっかけをつくってきた
人類の存在意義とは何か

2章 持続可能な暮らしができるまで
パーマカルチャーとは何か
パーマカルチャーとの出合い
山村の古民家でのパーマカルチャー
等身大のライフスタイルを求めて八ヶ岳へ
家族で始めた持続可能な暮らしの生活実験
林を開墾して得た気付き
農とは何か 植生遷移のコントロール
生活実験の中で気づいた人間本来の役割
竹林の存在で成り立つ持続可能な暮らし
持続可能な暮らしを作るということ

3章 持続可能な暮らしの仕組み
土をつくる(堆肥作り、堆肥小屋など)
農園をデザインする(コンターガーデン、コンパニオンプランツなど)
水をめぐらす(バイオジオフィルター、雨水利用など)
エネルギー&資源を活用する(太陽熱、竹、畑の恵みなど)
道具をあつかう(古道具、動力機など)

4章 いのちとは何か
持続可能な暮らしは「土ができる暮らし」(命とは集める。自己組織化)
いのちとは何か 40億年続く仕組み(命とは集め、蓄え、死は拡散する。この連続が自己組織化すると循環という持続する仕組みになる)
生物多様性の本当の意味(ポジティブフィードバックほか)
人間の本当の存在意義

巻末:これまでのおもな仕事集

著者略歴

著:四井真治
パーマカルチャーデザイナー。株式会社ソイルデザイン代表。信州⼤学農学部森林科学科にて緑化⼯学を修⼠課程修了、緑化会社にて営業・研究職、⻑野県で有機農業、有機肥料会社勤務を経て2001年に独⽴。同時期から築130年の古⺠家と農地でパーマカルチャーを実践し、2005年の愛知万博のナチュラルフードカフェ&オーガニックガーデンのパーマカルチャーデザインと施⼯指導を手掛け、プロとして活動し始める。2007年から⼭梨県北杜市へ移住し、社会の最⼩単位である家族だけでどこまで暮らしを築いていけるかの⽣活実験を15年続けている。パーマカルチャーセンタージャパン講師、東北芸術工科大学コミュニティーデザイン学科非常勤講師、環境省「つなげよう、支えよう森里川海アンバサダー」プロジェクトメンバーなどを務める。千葉県⽊更津のクルックフィールズ、⻑野県軽井沢の⾵越学園の「いのちのつながりプロジェクト」の監修なども手掛けている。著書に「地球のくらしの絵本」シリーズ(農⽂協)。

ISBN:9784877588526
出版社:KTC中央出版
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年10月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TV