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学術選書 069

空白のユダヤ史

エルサレムの再建と民族の危機

著:秦 剛平

紙版

内容紹介

エルサレム再興からアレクサンドロス登場まで

目次

バビロン捕囚からエルサレム帰還を果たしたユダヤ人たちは、祖国の再興に着手し神殿を再建する。歴史の新しい変動の波が到来するが、アレクサンドロス大王の登場前後の200年のユダヤ民族の歴史を、わずかな資料をもとに描くことは不可能に近い。ヨセフス『ユダヤ古代誌』の苦心の物語を解読し空白の時代の真相に迫る。ユダヤ教・キリスト教研究の世界的権威が絶妙な語り口で解説する。

著者略歴

著:秦 剛平
多摩美術大学名誉教授聖書文学協会所属(ヨセフス・セミナー運営委員、フィロン・セミナー運営委員、ヘレニズム・ユダヤ教専門部会運営委員)、オックスフォード大学客員教授(1999—2000年)、同大学客員研究員(2001年以降)、現在ケンブリッジ大学、(クレア・ホール)フェロー終身会員、(ウォルフソン・コレッジ)フェロー終身会員

ISBN:9784876988686
出版社:京都大学学術出版会
判型:4-6
ページ数:372ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2015年02月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FB