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自動車の走行性能と構造

開発者が語るチューニングの基礎

著:堀 重之

紙版

内容紹介

「走行性能の高いクルマ」といえば、まずサスペンション構造を思い浮かべるが忘れてはならないのはボデー剛性である。著者は数々の車種を開発する中でどの部分を強化すれば、どのように走りが変化するかを解明した。
本書では、その全貌を明快に記述。さらには、その知見をふまえ走行性能が高いと評価される欧州車16車を具体例として、豊富な図版と共にわかりやすく解説する。走行性の高いクルマの構造や特徴を知ることで、運転しやすく乗り心地の良い一台を選ぶことができるため、広く一般のユーザーにも参考になる1冊

目次

第1章 はじめに
第2章 車両走行性能と人間の感覚
第3章 走行性能の違いと原理
第4章 ボデー剛性の概念
第5章 走行性能を向上させるボデー剛性の改良方法
第6章 首の筋電位測定による車走行性能の判定
第7章 ボデー剛性のバランス
第8章 ボデー剛性の測定方法
第9章 その他の部品の剛性
第10章 空力部品による走行性能の向上
第11章 タイヤの接地面測定
第12章 ドライビングシュミレーター試験
第13章 視界について
第14章 走行性能の測定方法
第15章 騒音について
第16章 実車両への技術の導入
第17章 世界の自動車走行シーンと走行性能
第18章 各自動車メーカーの特徴
第19章 その他の車の走行現象と今後の研究課題について
第20章 開発体制と今後の自動車の方向
おわりに

ISBN:9784876873807
出版社:グランプリ出版
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2021年01月
発売日:2021年01月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN