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四元数の発見

著:矢野 忠

紙版

内容紹介

 近世、虚数が発見され、人類は新たな局面を迎えたが、そこで終わりではなかった。虚数を乗り越える新たな数の体系がハミルトンによって摸索され、三元数が試みられるものの成功せず、四元数に至る!
 著者は四元数創造の秘密を本書で追体験し、現代に通用する四元数と回転の関係をも明らかにする。

目次

はしがきv
第1 章四元数に近づく1
第2 章四元数の発見13
第3 章Hamilton のノートの解読28
第4 章四元数と空間回転1 49
第5 章四元数と空間回転2 70
第6 章四元数と空間回転3 83
第7 章空間回転とSU(2) 102
第8 章べクトルの空間回転120
第9 章Euler 角と空間回転128
第10 章球面線形補間152
第11 章四元数の広がり187
あとがき207

著者略歴

著:矢野 忠
愛媛大学名誉教授

ISBN:9784875253143
出版社:海鳴社
判型:A5
ページ数:216ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2014年09月
発売日:2014年09月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PBF